「同キャラ対戦」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「同キャラ対戦」の意味とは
同キャラ対戦とは、ゲームにおいて、同一のキャラクター同士による対戦のことです。「同キャラ対決」とも言います。
「同キャラ対戦」普及の背景
同キャラ対戦は、対戦格闘ゲームから生じた遊び方です。特に、ストリートファイターはその火付け役となりました。
元々、『ストリートファイターII』は同じ性能のキャラクター同士が対戦できない仕様でした。
その当時は、8体という少数のキャラクターにもかかわらず、他のプレイヤーと被った場合、自分の使い慣れているキャラクターを使用できませんでした。
ゲーム大会では、参加者が予め使用キャラクターを2体まで選んでおき、重複した場合はジャンケンでそのキャラクターの使用権を決めるという方法が取られていました。
そこで、バージョンアップ版『ストリートファイターII’』にて同じキャラクター同士の対戦を可能にしました。ゲームの人気もあってその仕様は、広く認知されるようになりました。
どちらが操作するキャラクターかを区別するためのキャラクターカラーを導入する工夫もありました。現在では、キャラクターに3種類以上の配色パターンや衣装違いが用意されている作品は一般的です。
なお、基本的には同じキャラクターなので性能も同じですが、アーケードゲームでは、1P側2P側など操作する側で性能等が微妙に異なる場合もあります。
「同キャラ対戦」の特徴
同キャラ対戦では、プレイヤーもしくはCPUが共に同じキャラクターを使用して対戦します。
プレイヤーにとって同じキャラクターを選択できるのは当たり前のことですが、キャラクター自身にとっては予想外であるとの設定をし、セリフが変わる場合があります。
例をあげます。
(1)相手は偽物
「お前偽物だな!」「あなたは…誰?」「世界に皇帝は私一人だ!」「最強の戦士は一人で良い」「ふ〜ん、それ僕のマネ?」「俺の偽物?上等だぜ」「どちらが本物かは・・すぐにわかる」「よくできたお人形ですこと」
(2)この出会いを喜ぶ
「お!かっこいいじゃん、俺?」「こんな色男、初めて…!」「世界一と戦えるなんて最高だね」
(3)自分との戦い
「己自身を越えてみせろ」「俺を越えるのは俺自身!」「これは、僕自身との戦いだ!」「私を裁くのは、私だ…」「勝てば、俺は許されるのか?」「人は、過去から逃れられぬ」
「同キャラ対戦」の例文・用例
同キャラ対戦を使った例文・用例を紹介します。
●持ちキャラが被って同キャラ対戦になる。
●同キャラ対戦こそプレイヤースキルで差が出る。
SNSでの「同キャラ対戦」の使われ方
「同キャラ対戦」の類義語
同キャラ対戦の類義語は、「乱入対戦」です。
「乱入対戦」とは、1人でプレイしている時に、途中から2プレイヤーが参戦して対戦をスタートできるものです。
ゲームによっては、「乱入歓迎」であらかじめ乱入を受け付ける選択をするものもあります。
「同キャラ対戦」の対義語・反対語
同キャラ対戦の対義語・反対語はありませんでした。