「ゲームブック」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ゲームブック」の意味とは
ゲームブックとは、物語の要所に選択肢が設けられている本のことです。
一般的に、読者がどのような選択をするかによって、物語の展開と結末が変わるような仕様になっています。
ただし、迷路やクイズ形式など遊び要素を含む本全般を指して「ゲームブック」と呼ぶ場合もあります。
遊び要素を含む本全般と区別して「アドベンチャーブック」と表現されるケースもあります。
この記事ではアドベンチャーブック、すなわち「物語の要所に選択肢が設けられている本」としてのゲームブックについて解説します。
「ゲームブック」の基本的な仕様
一般的なゲームブックにおける世界観やシステムは、ロールプレイングゲーム(RPG)やアドベンチャーゲームの要素を採り入れています。
基本的に「読者=主人公」として物語が進みますが、文体は二人称であることが多いです。
本文は番号が付された複数のパラグラフで構成されています。
順番に読み進めるのではなく、各パラグラフの末尾で指示された番号のパラグラフへと進みます。
末尾には選択肢が設けられていることが多く、読者の選択によって、次に読むパラグラフが変わります。
各選択は読者の任意、またはサイコロで出た目などランダムで決める場合など、様々なバリエーションがあります。
以下に、簡易的なゲームブックをChatGPTで生成してみたので遊んでみてください。
タイトル:「脱出!迷路からの脱出」
説明:このゲームブックでは、あなたは巨大な迷路に迷い込んでしまいました。迷路から脱出するためには、正しい道を選択しなければなりません。しかし、間違った選択をすると、迷路の中で迷い込んでしまい、脱出がますます困難になってしまいます。
開始:あなたは迷路の入り口に立っています。どの方向に進みますか?
右に進む → 2ページ
左に進む → 3ページ
2ページ:あなたは迷路の右側に進みますが、突然目の前に岩が現れます。岩をどうする?
岩を動かす → エンディングページ1
岩を避けて迂回する → エンディングページ2
3ページ:あなたは迷路の左側に進みますが、すぐに壁にぶつかってしまいます。どうしますか?
壁をたたいて、隠し通路を探す → エンディングページ3
壁を無視して直進する → エンディングページ4
エンディングページ1:あなたは岩を動かし、隠されていた出口を見つけます。おめでとう!あなたは迷路からの脱出に成功しました。
エンディングページ2:あなたは岩を避け、道に戻ります。しかし、今度は急な坂道が現れ、脱出がますます困難になってしまいました。残念!あなたは迷路から脱出できませんでした。
エンディングページ3:あなたは壁をたたいて、隠し通路を見つけます。おめでとう!あなたは迷路からの脱出に成功しました。
エンディングページ4:あなたは壁を無視して直進しますが、すぐに行き止まりにぶつかってしまいました。残念!あなたは迷路から脱出できませんでした。
「ゲームブック」の発祥
パラグラフの選択で物語が展開される形式の本の中で、最も初期にリリースされた作品として知られているのが『Choose Your Own Adventure』シリーズです。
1979年から98年までアメリカの出版社であるバンタム・ブックスから販売されていました。
日本でも1980年から学研が翻訳出版を行っています。
「ゲームブック」の例文・用例
ゲームブックを使った例文・用例を紹介します。
●懐かしのゲームブック作品で遊んでみる。
●なかなかゲームブックのグッドエンディングにたどり着かない。
SNSでの「ゲームブック」の使われ方
「ゲームブック」の類義語
ゲームブックの類義語はありませんでした。
「ゲームブック」の対義語・反意語
ゲームブックの対義語・反意語はありませんでした。