「必殺技」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-03-03

「必殺技」の意味とは

必殺技とは、相手に大ダメージを与える技という意味です。

「必殺技」とはいくつかそのキャラクターが持っている技のうち、「相手に大ダメージを与えることのできる技」のことを指しています。

ちなみに「必殺技」の読み方は、「ひっさつわざ」です。

主に架空の世界で使われることが多く、ゲームや漫画やアニメなどで使われます。

ゲームであればそのキャラクターの特性に直結することもありますし、漫画やアニメなら必殺技が相手を倒すお決まりの技であることも多くなっているのです。

それぞれのジャンルでは主に「格闘」に分類されるもの、あるいは「格闘シーン」のある作品で多く使われます。

現実の世界でというよりかは、格闘シーンのある架空の世界で使われることがほとんどです。

「必殺技」の語源

必殺技の語源は、そのまま必殺技です。

とくに何かから取ってできた言葉と言うわけではなく、辞書にも載っている単語となります。

字面では「必ず、殺す、技」となっていますが、実際に相手をしに至らしめることはあまりありません。必殺技の「殺」の字は、そのままの意味ではなくニュアンスとして受け取ると良いでしょう。

また辞書で必殺技を引いてみると、

●ひっさつ‐わざ【必殺技】
必ず効果があると期待される、とっておきのわざ。

引用:デジタル大辞泉

となります。

そのためやはり「殺す」という字の意味そのままではなく、大ダメージを与えるというニュアンスとして使われいるという解釈が正しいものと言えるのです。

また何かしらの作品では、必殺技にはそれぞれに技名が付いていることがほとんどとなります。

よく漫画やアニメなどで、必殺技名を叫びながら技を繰り出しているシーンを見かけるのではないでしょうか。
そのような技をの総称として、必殺技という単語が使われているのです。

「必殺技」の現実での使用

必殺技は、言葉の浸透とともに現実世界でも使用されることが増えてきたのです。通常では必殺技は、架空の世界で使われることがほとんどとなります。

しかし言葉の浸透とともに、現実の世界の中でも使用されることが増えてきました。

分かりやすい例で言えばプロレスです。

プロレスはエンターテイメント要素が強いため、しっかりと技を決めて勝つようなシーンが多くなります。

そのため各プロレスラーはそれぞれに、得意とする技を持っているのです。こうしたそのレスラー特有の得意技に対して、必殺技と表現することがあります。

なお通常の格闘技では、あまり必殺技とは使われません。総合格闘技などが見てると分かりますが、その選手の得意な技は「キメ技」と表現されています。

また格闘技以外でも必殺技が使われていたことがあります。それはフィギュアスケートの、イナバウアーに対して必殺技という単語が使われていました。

インパクトのある、特定の人固有とまで言える代表技であれば格闘技の枠を越えて使われるわけです。

しかしこちらはニュアンスとして使用した感が強く、本来は「相手に大ダメージを与える技」という意味であることは改めて押さえておきましょう。

「必殺技」の例文・用例

必殺技を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●相手もだいぶ弱ってきたな。ここら必殺技 をかまして一気にかたをつけよう!。
●敵が強すぎて手も足も出ない。ここは一か八か必殺技 に頼るしかないな。

SNSでの「必殺技」の使われ方

「必殺技」の類義語

必殺技の類義語は、「フィニッシュブロー」です。

意味は、格闘などで勝利に結びついた技のことです。

ボクシングなどでよく使用されており、KO勝利に結び付いたようなパンチをこう呼ぶことがあります。またKOのために繰り出した強烈なパンチなど自体を、フィニッシュブローと呼ぶこともあるのです。

この他では上記にある「キメ技」が類義語と言えるでしょう。

「必殺技」の対義語・反意語

必殺技の対義語は、「ジャブや小攻撃」です。

意味は、相手の様子を見たり相手の姿勢を崩すための技はです。

必殺技が相手に大ダメージを与えることを目的としていますので、それ以外の技が対義語となります。

その中でも基本は相手の様子を見たり、体制を崩すために使われる「ジャブや小攻撃」が対義語と言えるでしょう。

ちなみに「小攻撃」とは相手への被ダメージが少ない技であり、格闘ゲームなどでよく使われています。