「神ゲー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「神ゲー」の意味とは
神ゲーとは、神を操作するゲーム、または素晴らしいゲームのことです。
どちらの意味でも「かみげー」と読みます。
それぞれの意味と一般的な用法、また例外的な用法についても解説します。
神を操作するゲームとしての「神ゲー」
「神を操作するゲーム」としての神ゲーでは、プレイヤーが神となって世界を創造したり、あるいは敵と戦ったり、冒険したりします。
神の視点で世界や社会を創造するタイプのゲームとして「シムピープル」「千年家族」「Godus」等があります。
また、神のキャラクターを操作して、冒険したり戦ったりするタイプのゲームとして「ゴッド・オブ・ウォー」「大神」「斬撃のREGINLEIV」等を挙げることができます。
後者のタイプでは、ギリシア神話や北欧神話、日本神話など、古来より現実世界に伝わる逸話を元に世界観が構築されてる場合が多いです。
素晴らしいゲームとしての「神ゲー」
若者言葉で「素晴らしい」「面白い」の表現として「神」が用いられる場合があります。
例えば「神アニメ(面白いアニメ)」「神曲(素晴らしい楽曲)」などです。
これらと同様に「素晴らしいゲーム」「面白いゲーム」「クオリティが高いゲーム」を指して「神ゲー」と賞賛されることがあります。
あくまでソフトに対する賞賛であり、「Nintendo Switch」や「PlayStation」等のハード機には用いられません。
ゲーム作品をポジティブに評価する時の表現として、神ゲーのほかに「良ゲー」があります。
ただし、若者言葉としての「神」には「この世で最高のもの」「究極的なもの」といった意味合いが含まれているため、一般的に良ゲーよりも優れた作品に用いられることが多いです。
神ゲーと評価する基準は人それぞれですが、主に以下の点に着目されることが多いです。
・脚本
・グラフィック
・キャラクターデザイン
・テーマ曲やBGM
・ゲームシステムの完成度
・射幸性
このうち、一部の項目のみで神ゲーと評価される場合もあれば、総合的に判断されるケースもあります。
いずれも客観的な基準は無く、しばしばネット上では特定のゲーム作品に関して「神ゲーか否か」の議論が繰り広げられることもあります。
「神ゲー」の例外的な用法
神ゲーは例外的に低品質なゲーム作品、いわゆる「クソゲー」に対する皮肉として用いられる場合もあります。
また、クソゲーにはユニークなシステムや要素が導入されていることが多く、時を隔てて「(本来の意味での)神ゲー」として再評価されることもあります。
「神ゲー」の例文・用例
神ゲーを使った例文・用例を紹介します。
●早速新作をプレイしてみたが、ただの神ゲーだった。
●あの作品が神ゲーとして評価されている理由がわからない。
SNSでの「神ゲー」の使われ方
「神ゲー」の類義語
神ゲーの類義語は、「良ゲー」です。
良ゲーは「良いゲーム」略で、ゲーム作品をポジティブに評価する際に用いられます。
「神ゲー」の対義語・反意語
神ゲーの対義語は、「クソゲー」です。
「クソゲー」は「クソなゲーム」の略で、ゲーム作品に対する評価として「最低」を意味する表現です。