「PS2(プレイステーション2)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「PS2(プレイステーション2)」の意味とは
PS2(プレイステーション2)とは、ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されていた家庭用ゲーム機のことです。
正式名称は「PlayStation 2」です。
略称として「プレステ2」「PS2(ぴーえすつー)」などがあります。
日本では2000年3月に発売されて以降、世界的な人気を博しました。
世界での販売台数は1億5500万台にも上り、史上最も売れたゲーム機として知られています。
「PS2(プレイステーション2)」の特徴
ソニーの前世代のハード機「PlayStation」との大きな違いは、まずクオリティの高いグラフィックを挙げることができるでしょう。
「Emotion Engine(※1)」や「Graphics Synthesizer(※2)」が搭載されたことで、当時のアーケードゲーム並みの美しく、写実的な表現が可能になりました。
(※1.東芝とSCEIが開発した128ビットマイクロプロセッサのこと)
(※2.東芝とSCEIが開発したグラフィックプロセッサのこと)
また、主要メディアをCDからDVDへと移行したことで、ゲーム機としてだけでなくDVDプレイヤーとして利用することもでき、PS2の人気にともないDVDの普及に一役買いました。
サラウンド環境(※)やインターネット接続など、当時の最先端機能が充実していたほか、前作で遊べたゲーム作品にも対応しており、既存ユーザーの取り込みにも成功しています。
(※立体的な音響効果のこと)
「PS2(プレイステーション2)」の発表から販売終了までの経緯
PS2の概要が発表されたのは1999年3月です。
当時、東京国際フォーラムで開催されていた『PlayStation Meeting 1999』で、基本仕様が公開されました。
性能デモでは、3DCGによる高度なグラフィックが披露され、来場者に衝撃を与えたそうです。
実際に発売されたのは、その1年後の2000年3月です。
発売から3日で販売数98万台を記録し、04年には日本における据置型ゲーム機シェアの8割を突破しました。
しかし、05年にソニーの後継機として「PlayStation 3」の概要が発表されたことで、PS2の販売台数は縮小に向かいます。
とは言え、後継機の発売にともない購入しやすい価格に下がったため、しばらく貧困層を中心に一定の人気を維持し続けました。
着実にPS3への移行が進められる中、2011年時点でもなお一部の新興国での売り上げを伸ばし続け、同年1月には世界販売台数1億5000万台を突破しています。
ダウンロード販売サービス「ゲームアーカイブス」でPS2対応のゲーム作品の配信が開始されたのは12年3月です。
さらに同年12月に日本での出荷が終了、翌年1月には海外市場からも撤退しました。
「PS2(プレイステーション2)」の例文・用例
PS2(プレイステーション2)を使った例文・用例を紹介します。
●中古屋で懐かしのPS2を手に入れる。
●プレステ2でFFXをプレイする。
SNSでの「PS2(プレイステーション2)」の使われ方
「PS2(プレイステーション2)」の類義語
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「PS2(プレイステーション2)」の対義語・反意語
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