「クォータービュー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「クォータービュー」の意味とは
クォータービューとは、立体を平面に描写する方法の1つという意味です。
「クォータービュー」とは、「立体を平面に描写する方法」でありいくつかある手法の内の1つとなっています。
具体的には立体を縦・横・高さの3つに区切り、これらを二等角投影と呼ばれる手法で著したものです。
特徴にはマップチップがひし形や六角形になることや、平衡投影されることにより遠近法が存在しないことが挙げられます。
ちなみにマップチップとは、ドット絵で画像を作る際に画像サイズの小さい最小単位のものを組み合わせて画像を制作する手法を指しています。
昔の容量の小さい頃のゲームでよく使われていた手法で、いかに容量を抑えてフィールドマップなどを再現するかという視点から作られた手法です。
そしてこのマップチップの形に、クォータービューの場合には特徴が表れるということになります。
「クォータービュー」の語源
クォータービューの語源は、FZ戦記アクシスです。
FZ戦記アクシスとはウルフチーム制作によるアクションゲームで、このゲームタイトルのキャッチコピーとして誕生した単語なのです。
クォータービューとはここで誕生した和製英語であり、それがそのままゲーム用語として日本国内では広まっていきました。
ちなみに英語での表記は「isometric view」で、「アイソメトリックビュー」と読みます。
またウルフチームの考案したクォータービューは、ウルフチーム独自のものです。
そのため現在広まっているクォータービューとでは、マップチップなどの角度に違いがあるので厳密には異なる点が注意点となっています。
「クォータービュー」の代表作
クォータービューは、ゲームの手法なので代表作が挙げられます。
ゲームの手法である以上代表作があり、しかもメジャーな手法であることからその数も非常に多くなっています。
恐らく1つはご存知のタイトルがあると思いますので、具体例としてそのタイトルをチェックしてみてください。
- FZ戦記アクシス
- スーパーロボット大戦シリーズ
- シムシティ
- ロックマンエグゼ
- サモンナイト
- モナークモナーク
- メルヘンメイズ
- ランドストーカー
- レディストーカー
- タクティクスオウガ
- ファイナルファンタジータクティクス
- 魔界戦記ディスガイア
- ゲットバッカーズ
- ルミナスアーク
- アルトネリコ
- ポポロクロイス物語
- スーパーマリオRPG
- ザクソン
- 倫敦精霊探偵団
- ビューポイント
- パラスコード
- フューチャースパイ
- ティップタップ
- ライトクルセイダー
などとなっています。
知っている作品の絵を思い浮かべると分かりやすいと思いますので、上記の中で知っているタイトルについてを併せて覚えてみてください。
「クォータービュー」の例文・用例
クォータービューを使った例文・用例を紹介します。
●ゲーム画像はクォータービュー の描写が1番しっくりくる。
●自分でクォータービュー によるドット絵のゲームを作ってみたいんだ。
SNSでの「クォータービュー」の使われ方
「クォータービュー」の類義語
クォータービューの類義語は、「ハイアングル」です。
クォータービューとは、立体を斜め上から見た状態のものを平面として表現する手法です。
そのため上からの視点という意味の言葉が類義語となり、ハイアングルが当てはまります。そのためこちらの単語が、クォータービューの類義語と言えるでしょう。
「クォータービュー」の対義語・反意語
クォータービューの対義語は、「ローアングル」です。
意味は、下からの視点です。
クォータービューは斜め上からの視点を元に作られているため、視点が低いのでことをあらわす単語が対義語となります。
それに当てはまる単語はローアングルです。
そのためクォータービューの対義語には、こちらの単語が挙げられるでしょう。