「リアルチート」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-02-16

「リアルチート」の意味とは

リアルチートとは、空想上でしかありえないことを現実で起こしている存在、そのような存在が起こす奇跡という意味です。

普通ではできないことを平然とやってのけてしまうような人に対しての尊敬やあこがれを表すときに使います。

もともとは、英単語のcheat(不正・ずる)が派生し、ゲームの世界で「プログラムを不正に改造すること」がチートやチート行為と呼ばれ、非難されていました。

しかし、プログラムの不正な改造ができないようにセキュリティが強化された現在ではオンラインゲームなどで圧倒的に強いプレイヤーに対して「チート」という言葉を使います。
このタイミングから「チート」がプラスの意味で使われるようになりました。

リアルチートは「リアル」→現実 と「チート」→ずる・不正 を掛け合わせたことばで、「現実に存在しているのにチートしているような強さを持つ」ことを若者言葉でリアルチートと言います。

偉人・伝説級の人やものに対して使う例がいちばんわかりやすいでしょう。
ですが、リアルチートはあくまで若者言葉であり、上記でも述べた通り「チート」とは本来「不正」という意味なので、英語圏の人に対して使うと「不正やずるをして成功した人」と捉えられてしまいます。
賞賛の意味で「リアルチート」と使うのは日本だけなので、悪口と取られないように使う場面や相手には注意しましょう。

2017年から『リアルチートオンライン』というタイトルの無料オンライン小説が連載され始めていることから、2017年以前から「リアルチート」という言葉が広まりつつあることがわかります。

「リアルチート」の例文・用例

リアルチートを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●あの政治家はリアルチート と呼ばれるにふさわしい。
●彼の頭の良さはリアルチート としか思えない。

SNSでの「リアルチート」の使われ方

このような、「現実にありえないだろ!」「その話ホント...?」と疑ってしまうけれど本当に存在する人やものについて「リアルチート」と使います。

SNSでは自分の尊敬する偉人や軍人について「彼はリアルチートだ!」と投稿している人が多くいます。

「リアルチート」の類義語

リアルチートの類義語はありませんでした。

「リアルチート」の対義語・反意語

リアルチートの対義語はありませんでした。

しかし、以前はゲームやネットなどの二次元の世界で「チート」という表現が使われていたために、現実(三次元)の存在を褒める言葉として、「リアル」が使われたのだと考えられます。