「タヒ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「タヒ」の意味とは
タヒとは、死という単語の下半分を表すという意味です。
「タヒ」は、「死という単語の下半分を表す単語」であり、意味についても「死」から連想される内容となっています。
言葉で表すことが出来ず、インターネット上で使われることがほとんどとなる単語です。
そのため言葉の分類としては、ネットスラングや若者言葉として分類されます。
「タヒ」単体で使われることはなく、動詞化させて使われることが特徴です。
主に自分に対して使う場合では「タヒる」、相手に対して使う場合では「タヒね」となります。
意味については自分に向けて使う「タヒる」では、「死ぬほど疲労困憊している」といった意味です。
また相手に使う「タヒね」では、「死ね」といった相手を罵倒するような悪口に近い意味となります。
そもそも元である「死」という単語がネガティブなニュアンスを持ちますので、特に相手に使う場合には注意が必要です。
自分に使う場合では自虐的なニュアンスとなりますが、人に使う場合では罵倒に近いニュアンスとなることを覚えておきましょう。
元の単語である「死」とほぼ変わらない、ネガティブな要素のある単語である認識が必要です。
「タヒ」の語源
タヒの語源は、死の下半分です。
「タヒ」は、「死の下半分」を表しておりこの時の下半分を半角カタカナの「タ」と「ヒ」で表すことができることから由来しています。
なぜわざわざこのような表現をするかというと、ネット独特の特性に由来しているためです。
「死」という単語を直接使ってしまうと、表現として過激になり過ぎるためあえて「タヒ」としています。
ネットでは使った言葉(文字)がデータとして記録され、原則残ってしまうのです。
会話でも口にした言葉に責任が発生するわけですが、データとして残るネットではよりその責任の追及がしやすいとも言えます。
つまり過激過ぎる表現を避ける理由とは、周りの人や相手に気遣いをしているのではなく自分を守るためにあえて直接的な「死」という言葉の使用を避けているのです。
「死」という単語を使えば、犯罪予告として罪に問われる可能性があります。
しかし同じ意味を表していても、「タヒ」であればそのような心配が少なくなるのです。
「死」という単語をネットで使う際に、ネット上のパトロールに引っかからないための隠語が「タヒ」であるという認識が正しい解釈と言えるでしょう。
「タヒ」のようなネット特有の置き換え単語
タヒは、隠語に近いカタチで使われるネット特有のスラングです。
ネット上では「タヒ」と同じように、ネット上特有の書き方をされる単語が他にもあります。
しかし書き換えられたり、文字を置き換えられる理由については必ずしも本来の単語の隠語というわけではありません。
同じように書き換えや置き換えをされる単語の中で、隠語とは別の理由で換えられている単語をチェックしておきましょう。
例としては「神」が挙げられ、こちらは「ネ申」となります。
また同じように「終」という単語は、「糸冬」として表されることがあるのです。
特徴としては「タヒ」とは異なり、1文字を横に大きく広げるために置き換えを行なっています。
そのため置き換える理由についても、隠語とするのではなく「その文字や文章を目立たせるため」となっているのです。
似たような書き換えや置き換えの単語がいくつかありますが「タヒ」のように隠語とするためのものと、その文字を目立たせたいために換えているものと理由が分かれます。
それぞれどちらの意味で置き換えられているのか、しっかりと区別をする必要があるでしょう。
「タヒ」の例文・用例
タヒを使った例文・用例を紹介します。
●連勤続きでさすがにタヒ りそうだわ。
●ムカつくやつだな。タヒ れよ、このやろう!
SNSでの「タヒ」の使われ方
「タヒ」の類義語
タヒの類義語は、「市ね、氏ね」です。
「タヒ」は、「死」という単語の隠語という一面のある単語でした。
同じように「死」を直接的に使うことを避けるために、置き換えとして使われている単語があります。
それが「市ね、氏ね」です。
意味は読み方のままの「死ね」となり、やはり犯罪予告と捉えられることを避けるための表現となっています。
意味や隠語的な使い方から、これらの単語が類義語として挙げられるでしょう。
「タヒ」の対義語・反意語
タヒの対義語は、「生きろ、死ぬな」です。
意味は、そのままで生きるの命令形です。
「タヒ」は「死」の隠語的な使われ方となっており、相手に使う際には「死ね」の意味で使われていました。