「頸部」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-03-02

「頸部」の意味とは

頸部とは、「けいぶ」と読み、頭と胴体とをつないでいる部分という意味です。

「頸部」の語源

頸部の「頸」は「まっすぐで強い」という意味を含んでおり、「頸」は「頭につらなる、まっすぐで強い部分」「くび」をさします。

「頸部」の特徴

頸部は、脊椎動物の頭と胴体とをつないでいる部分をさします。
細くくびれている場合が多いです。

「頸部」の英語表現

英語では、単に「首」と表現するときには「neck」を用います。
医学的に「頸部」と表す際は、「cervical」と表現します。
―cervical anchorage(頸部固定)

「頸部」の表現の広がり

頸部は、他の用語と組み合わせて用いられることもあります。

大腿骨頸部(だいたいこつけいぶ)

大腿骨は、下肢骨の最上部、すなわち大腿部(太ももの根っこ)にある長くて太い棒状の骨をさします。
大腿骨頸部とは、大腿骨のなかでも股関節を形成する側の付け根にあたる少しくびれた部分です。
大腿骨頸部を骨折すると、ほとんどの場合、立つことや歩くことができなくなります。

子宮頸部(しきゅうけいぶ)

子宮頸部とは、子宮の下部にあり、膣(ちつ)とつながっている部分です。

「頸部」の別の意味や使われ方

本来の意味から派生して、「首状に細くつながっている部分」を意味する場合もあります。
―下北半島の頸部

「頸部」の例文・用例

頸部を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●祖父が大腿骨頸部を骨折して介護が必要になった。
頸部をあたためると肩こりに効く。

SNSでの「頸部」の使われ方

「頸部」の類義語

頸部の類義語は、「首」です。
意味は、動物の頭と胴をつないでいる、やや細い部分です。
―キリンは首が長い。
―首にマフラーを巻く。

「頸部」の対義語・反意語

頸部の対義語・反意語はありませんでした。