「腕相撲」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「腕相撲」の意味とは
腕相撲とは、腕力を競う遊びの一つです。
「腕押し」とも言います。
「腕相撲」の由来
腕相撲は世界で自然発生的に行われており、日本では「古事記」にも、建御名方神と建御雷神が腕押しで勝負し決着をつけたという記述があります。
「曽我物語」や「義経記」にも、古くから一般的に親しまれていたことがわかる内容が記されています。
記述では、腕相撲の別名として「多加閉之」や「斗腕」「腕倒」「手相撲」などと呼ばれていたようです。
「腕相撲」の基本ルール
腕相撲には、胴体を地面に接触させて行うものと、机を使い肘をついて行うものがありますが、いずれの場合も最初の姿勢では地面、机に肘を立てて着き、相手の片手を握ります。
合図とともに腕を倒し合い、相手の手の甲もしくは腕を先に机や地面に着けたほうが勝ちです。
大戦中は上半身を大きく動かさないのが基本的なルールですが、他にも手首は曲げない、体重を架けてはいけないなど、ローカルなルールが存在します。
腕力に差がある場合は、ハンデを付けて行う場合も多いようです。
場所さえあればどこでも試合が行えるので、子ども同士の遊びや大人の集まりでも手軽に遊ばれています。
「腕相撲」の例文・用例
腕相撲を使った例文・用例を紹介します。
●あの人に腕相撲で勝てたことがない。
●腕相撲に勝つコツって何だろう?
日本腕相撲協会の「腕相撲」
日本腕相撲協会は、創立者の山本 哲氏によって1928年に創設されました。
勝敗や記録などでの「力自慢」を目的にするものとせず、腕相撲を通して青少年の心身の健全な発達のため、成人の健康の維持・増進のために活動する組織です。
日本腕相撲協会では、制定している競技ルールによって、年に一度昇級昇段審査が行われます。
腕相撲の上位段を取得するためには、武道と同様勝敗だけではなく、礼の尊厳や人格、指導力、見識、技量も必要です。
SNSでの「腕相撲」の使われ方
「腕相撲」の類義語
腕相撲の類義語は、「腕押し」です。
「腕相撲」の対義語・反意語
腕相撲の対義語・反意語はありませんでした。