「浮き粉」とは？意味と例文が３秒でわかる！

2021-02-06

「浮き粉」の意味とは

浮き粉とは、小麦のでんぷんのことです。
小麦粉の中に含まれている「グルテン」というたんぱく質を取り除いて、残るでんぷんを生成して作ったものを指します。
質感は片栗粉のようで、熱を加えると半透明のぷるぷるした食感を出すことができます。

浮き粉は中華料理で、ごま団子などの点心や餃子、和菓子では水まんじゅうなどに使われることが多いです。
また、料理では玉子焼きやたこ焼き、明石焼き、てんぷらの衣などにも使われています。

浮き粉と別の粉類では以下のような違いがあります。

浮き粉と同じように小麦からできていますが、浮き粉はグルテンを含んでいません。
そのため、浮き粉を使った料理は、小麦粉のような重さがなく、ふんわり軽い食感を出すことができます。

片栗粉は同じくでんぷんですが、カタクリという植物からできているものを指しています。
最近ではじゃがいものでんぷんからできているものが多く出回っています。
浮き粉がぷるっとした食感を出すために使われるのに対し、片栗粉は主にとろみをつけるために使われています。

コーンスターチは、トウモロコシから作られるでんぷんです。
原料が異なるため食感、風味も異なります。

浮き粉が手に入らない場合、上記の片栗粉やコーンスターチに加え、米粉やタピオカ粉を代わりに利用できます。
ただし風味などは浮き粉とは異なりますので、様子を見ながら少しずつ加えて使いましょう。

浮き粉はコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどでは手に入りません。
中華料理店やデパート、またはネットショップなどで購入することができます。

浮き粉を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●家庭科の教科書に載ってた浮き粉ってどこ行けば売ってるの？
●原材料に浮き粉って書いてあったけど、これ何だろう…。

浮き粉の類義語はありませんでした。

浮き粉の対義語・反意語はありませんでした。