「八角」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「八角」の意味とは

八角とは、中国原産のトウシキミという木の果実を乾燥させたものです。
日本ではあまり馴染みがありませんが、中国では家庭料理によく使われ、常備されています。シナモンを凝縮させたような独特の甘い香りは肉の臭み消しに効果的で、豚肉や鶏肉を使う中華料理や台湾料理によく用いられています。甘い香りをいかして、杏仁豆腐やコンポートといったデザートに用いられることもあります。

「八角」の語源

八角の原料であるトウシキミの果実が8つの角を持ち、断面が八角形をしていることから「八角」と呼ばれるようになりました。

シナモンや山椒との違い

シナモンは木の皮を乾燥させているのに対し、八角は木の果実を乾燥させています。どちらも甘い香りがしまうが、味はシナモンの方が甘く、八角はスパイシーさが残ります。そのため、シナモンの方がよりデザートに向いています。
山椒は八角と同様に果実を乾燥させたものですが、スパイシーさの度合いが異なります。山椒は山椒は舌にのせた際に、ピリッとしびれるようなスパイシーさがあるのに対し、八角はそれほどでもありません。

「八角」の語源

八角の原料であるトウシキミの果実が8つの角を持ち、断面が八角形をしていることから「八角」と呼ばれるようになりました。

「八角」の例文・用例

八角を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

八角の香るルーロー飯がたまらなく美味しい。
八角の効いた角煮をいただいた。

SNSでの「八角」の使われ方

「八角」の類義語

八角の類義語は「スターアニス」です。「スターアニス」は八角の別名です。八角が星形に見え、「アニス」というスパイスに香りが似ていることから、欧米を中心にこの名が普及したといわれています。

「八角」の対義語・反意語

八角の対義語・反意語はありませんでした。

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Posted by 亜樹南川