「一見さん」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「一見さん」の意味とは
一見さんとは、「いちげんさん」と読み、お店に面識がないのに初めて訪れた人という意味です。
「一見さん」お断りの店
「一見さん」お断りの店は京都の料理店に多いとされています。
そのような店に入店するためには、利用したことのある人から何らかの形での紹介が必要です。
しかし最近ではそうした慣習もゆるくなっており、一言さんでも入店可能な店は増えつつあります。
「一見さん」お断りの理由
現在では、これまでに来たことがないからと言って断る店はほとんどなくなったと言われています。
ただし花街の茶屋の一部では、財布を持ち歩くことのない旦那でも遊んでいけるよう、置屋に支払う芸妓の費用や料理屋に支払う酒、仕出しの費用、タクシー代なども、茶屋側が清算し、後日まとめて請求する伝統的な料金システムを採っています。
そのため、一見さんでは売掛金の回収が約束されず、利用できないという事情もあります。
他にも、商売人としてお得意さんを大事にしている、信頼関係を大切にしているなどの理由から、一見さんはお断りしているという店もあるようです。
「一見さん」の例文・用例
一見さんを使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●あのお店、一見さんへの対応が悪すぎる。
●一見さん大歓迎と聞いて行ってみたけれど、料理もおいしい死店主の話も面白かった。
SNSでの「一見さん」の使われ方
「一見さん」の類義語
「一見さん」の類義語は見当たりませんが、「一言さんお断りの店」の類義語は、「会員制の店」「紹介制の店」です。
会員制の店は、お店の経営方針に同意した人だけが利用できるお店です。
また「紹介制の店」は、常連の紹介がないと予約もできない店のことを言います。
「一見さん」の対義語・反意語
一見さんの対義語は、「常連」です。