「紅葉子(もみじこ)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-03-06

「紅葉子(もみじこ)」の意味とは

紅葉子(もみじこ)とは、たらこという意味です。

「紅葉子(もみじこ)」の語源

紅葉子(もみじこ)という呼び方は、石川県の方言とされ、北陸地方で主に使われている表現です。
「紅葉のように赤い鱈の子(たらこ)」という意味で「紅葉子」と呼ばれるようになったという説が有力です。

また「紅葉子(もみじこ)」という言葉の起源は北海道にあるという説があります。
北海道の岩内町という地域は、たらこの中でも高級なものを「紅葉子」と呼んで区別していて、それが北陸に伝わったといわれています。
実際に、北海道でも「紅葉子(もみじこ)」という呼び方が使われています。

「紅葉子(もみじこ)」の特徴

紅葉子(もみじこ)は、鱈の卵巣を塩漬けにした食品のことを指します。
マダラの卵巣も含まれますが、通常はスケトウダラの卵巣が使われています。

また、「明太子」というと「たらこ・もみじこに唐辛子を加えて辛くしたもの」という認識が一般的ですが、辛子明太子の発祥の地である福岡県では、「辛子明太子」から辛みを抜いたもの、つまり「紅葉子(もみじこ)」のことを「明太子」と呼んで区別しています。
「明太」というのは朝鮮語でスケトウダラを意味する「ミョンテ」のことです。

「紅葉子(もみじこ)」の例文・用例

紅葉子(もみじこ)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今日のおにぎりの具は何かな~♪あっ!紅葉子が入ってる~~!!
●美味しそうなもみじこが特売だったから買ってきたよ。

SNSでの「紅葉子(もみじこ)」の使われ方

「紅葉子(もみじこ)」の類義語

紅葉子(もみじこ)の類義語は、「たらこ」「明太子」です。
これらは地域によって紅葉子(もみじこ)と同義で使われています。

「紅葉子(もみじこ)」の対義語・反意語

紅葉子(もみじこ)の対義語・反意語はありませんでした。

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Posted by 田中詩織