「煮え端」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「煮え端」の意味とは
煮え端とは、「にえばな」と読み、汁物や煮物などの汁が沸騰し始める瞬間という意味です。もっとも風味がよい時とされます。「煮え花」と表記することもあります。
「煮え端」の語源
煮え端という言葉は、江戸時代の18世紀ころから使われている言葉です。
煮え端の「端」は「最初」「はじまり」という意味を持っています。
「煎じたばかりの香味のある茶。」という意味があります。
―浄瑠璃・大職冠(1711頃)道行「奈良茶のにゑばなを、親爺も一杯旦那も一杯」
「火を通したばかり。調理したて。」という意味もあります。
―養生訓(1713)三「色のあしき物、臭(か)のあしき物、にえばなをうしなへる物くらはず」
「煮え端」の特徴
煮え端とは、汁物や煮物などが沸騰し始める瞬間のことです。
もっとも風味や香りのよい状態とされ、みそ汁や吸い物はこのとき火を止めます。
「煮え端」のレシピ
煮え端がおいしい料理に湯豆腐があります。ここでは、煮え端の湯豆腐のレシピを紹介します。
材料
豆腐、だし昆布、水、醤油、ポン酢、薬味(ネギ、大根おろしなど)
作り方
1、水を入れた鍋にだし昆布を30分浸しておく。
2、鍋に豆腐を入れて、コンロに載せて、弱火から中火にかけます。
3、沸騰直前の水の表面がふつふつした状態で、豆腐を取り出す。
4、醤油やポン酢と薬味でいただく。
火力を強火にしてしまうとすぐに沸騰してしまいます。弱火から中火の火加減で過熱するのがポイントです。
「煮え端」の例文・用例
煮え端を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●桜は八分咲き、湯豆腐は煮え端が最高!
●煮え端の味噌汁がうまい。
SNSでの「煮え端」の使われ方
「煮え端」の類義語
煮え端の類義語はありませんでした。
「煮え端」の対義語・反意語
煮え端の対義語・反意語はありませんでした。