「桜肉」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「桜肉」の意味とは
桜肉とは、馬肉のことです。
「桜肉」の語源
「桜肉」の語源には諸説あります。主な説を紹介します。
馬肉を切ったときの色が桜色だから
江戸時代は獣肉を食べることが禁じられていましたが、上流階級以外の人は食べていたという記録があります。馬肉を切ると桜色のように見えたことから、「桜肉」という隠語を使ってこっそり食べていたのではないかという説があります。なお、猪肉は「牡丹」、鹿肉は「紅葉」という、同じような別名があります。
桜が咲く季節の馬は美味しいから
馬は冬の間、寒さから身を守るために、たくさんの餌を食べて脂肪をつけます。桜が咲く頃に脂がのっておいしくなるので「桜肉」と呼ばれているという説もあります。ただし、たくさん餌を食べて冬を越すのは牛も豚なども同じなので、馬に限った話ではありません。
千葉県の「佐倉」に馬がたくさんいたから
千葉県の「佐倉」に幕府の牧場があり、馬がたくさん放牧されていたことから同音の漢字「桜」が当てられたという説もあります。
「桜肉」が注目されている理由
桜肉はかつては熊本や福島などの郷土料理の1つという認識が強いものでした。しかし、昨今のフィットネスや健康ブームなどの影響で、高タンパク・低カロリー・低脂質な桜肉が注目を集めており、海外からも多く輸入され、スーパーでも日常的に販売され始めています。
「桜肉」の例文・用例
桜肉を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●桜肉専門店ですき焼きをいただいた。
●桜肉のヒレステーキはくせが少ないので、初めて食べる人にもおすすめだ。
SNSでの「桜肉」の使われ方
「桜肉」の類義語
桜肉の類義語は「馬肉」や「蹴飛ばし」です。意味は同じです。
また、「雑肉」と呼ばれることもあります。「雑肉」とは、馬肉だけでなく、牛肉・豚肉・鶏肉以外の食用にする獣肉全般を指す言葉です。
「桜肉」の対義語・反意語
桜肉の対義語・反意語はありませんでした。