「天盛り」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「天盛り」の意味とは
天盛りとは、和食での盛り付け方法の一つです。
煮物、あえ物、酢の物を盛り付けたあと、その一番上に季節のものや彩を添えるものを高く盛り付けます。
天盛りは料理に彩りを与え季節感を出し、香りを添えます。
また、美しく見せるだけではなく、「まだ誰も箸をつけていない」というしるしにもなり、お客様をもてなす意味合いも兼ねています。
箸をつければ料理は崩れてしまいますが、天盛りがきれいに乗っていれば、まだ誰も手を付けていないことがわかるのです。
こうしたことからも、おもてなしの心を大切にする「天盛り」は和食の盛り付けには欠かせません。
「天盛り」に使われる香の物
天盛りには、木の芽や針ショウガ、刻みのり、刻んだゆずの皮、葱の小口切りなどが使われます。
針ショウガなどを使う場合は、先端が尖っている専用の箸を使うと、美しく盛り付けることができます。
専用の箸がない場合は、竹串でも代用が可能です。
「天盛り」の特徴
天盛りは、ぱらぱらと散らすのではなく、盛り付けた料理の上にまとめて乗せるのが特徴です。
「天盛り」の別の使われ方
他にも天盛りには、もりそば、もりうどんなどにてんぷらを合わせたもののことを言います。
「天せいろ」とも言い、天ぷらはつけ汁につけて食べます。
「天盛り」の例文・用例
天盛りを使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●今日の小鉢は、ミョウガやネギ、とうもろこしを天盛りにして夏の味覚を楽しめるようにしました。
●細切りのゴボウを揚げて、豆腐の上に乗せ天盛りに。
SNSでの「天盛り」の使われ方
「天盛り」の類義語
天盛りの類義語はありませんでした。
「天盛り」の対義語・反意語
天盛りの対義語・反意語はありませんでした。