「XO醤」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「XO醤」の意味とは

XO醤は、干し貝柱、干しエビ、金華ハム、ニンニク、唐辛子などを合わせ、ペースト状にした味噌風味の合わせ調味料という意味です。


中華料理や海鮮料理に使われることが多く、深みのある味わいが特徴です。

「XO醤」の語源

XO醤の「XO」は、ブランデーの最高級を表す「extra old」が語源となっています。
干しエビや干し貝柱などの高級食材を使い、じっくりと時間をかけて熟成させるため、この名が付けられました。

「XO醤」の歴史

XO醤が誕生したのは、1980年代後半の香港です。
当時の高級中華料理店の料理人が、干し貝柱、干しエビ、金華ハム、ニンニク、唐辛子などをふんだんに使い、独自の調味料を開発したのが始まりとなっています。
XO醤は、瞬く間にに香港で人気となりました。
その後中国や世界各国に広まり、現在では中華料理店のみならず、一般家庭でもよく使われる調味料となっています。

「XO醤」の使い方

XO醤は、炒め物や煮物などの料理に使いますが、ご飯のお供としてそのまま食べることもできます。
そのまま食べる場合は、ご飯にのせて食べたり、おつまみとして食べたりします。
炒め物や煮物に使う場合は、下味として加えたり、仕上げに加えたりして使いますが、炒め物や煮物に使う場合は、加熱しすぎると風味が飛んでしまうので注意しましょう。

「XO醤」を調理に使うことのメリット

独特のコクと旨味が料理の味を引き立てるため、さまざまな料理に活用できます。

「XO醤」の注意点

XO醤は高級食材をふんだんに使っているため、価格が高いことがあります。
また、保存料が含まれていない商品も多いので、開封後は冷蔵庫で保存し、早めに使い切るようにしましょう。

「XO醤」の例文・用例

XO醤を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●野菜炒めにXO醤を使うと、コクのある出来になりますよ。
●海外旅行のお土産でXO醤をいただきました。

SNSでの「XO醤」の使われ方

「XO醤」の類義語

XO醤の類義語は、「海鮮醤」です。
海鮮醤は、XO醤と同じように、干し貝柱や干しエビなどの高級食材をふんだんに使った中華調味料です。ただし、XO醤と完全に同じというわけではなく、材料や製法に多少の違いがあります。
海鮮醤は、XO醤に似た味わいですが、干し貝柱の代わりに魚介類の乾物を使うこともあります。

「XO醤」の対義語・反意語

XO醤の対義語は、「無味乾燥」です。
意味は、XO醤の特徴である「コク」や「旨味」を欠いた味わいです。

グルメ用語

Posted by 伊藤優依