「ハンドルネーム」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ハンドルネーム」の意味とは
ハンドルネームとは、ネット上で活動するときに使用する名前のことです。
略称は「HN」「ハンネ」です。
ブログやSNS、ネット掲示板などで使用される、いわゆる芸名のようなものです。
基本的に実名とは別の名を自分で作り、名乗ることが多いです。
ハンドルネームによって実名を隠しプライバシーを守りつつも、同一アカウントを特定することができます。
インターネット上では、長年同じハンドルネームを使うことでネット上の発言や行動がリンクし、場合によっては不利益を被ってしまう可能性があるため、常に同じハンドルを使用しないようにすることがあります。
その場限りのハンドルネームは「捨てハンドル」といい、毎回同じである状態を「固定ハンドル」といいます。
それぞれ、「ステハン」「コテハン」と略します。
「ハンドルネーム」の語源
ハンドルネームは、英語の「handle」と「name」が合わさった和製英語です。
「handle」は、「取っ手」「扱う」という意味の他、上流階級の人が「肩書き」の意で使っていたようで、そこからスラングとして「ニックネーム」を指すようになりました。
本来は「handle」という言葉だけで「名前」の意味が含まれているため、「handle name」とするのはおかしいという意見もあります。
「ハンドルネーム」の匿名性
通常、ハンドルネームのみから個人を特定することはできませんが、完全な匿名性が確保されているとはいえません。
ネット上に公開しているプロフィールや他のSNSの情報と照らし合わせたり、知り合いや友人の関連情報などから個人情報が特定されてしまう場合があるのです。
また、自分の発言から大きな問題が生じ警察沙汰になってしまうと、IPアドレスを元にプロバイダが特定され、プロバイダから発信者個人の実名や住所など身元が明らかになります。
実名を公表していないからといって、他人を攻撃したり違法行為をしたりすることはその後の人生を大きく変えてしまうことになりかねず、とても危険です。
「ハンドルネーム」の例文・用例
ハンドルネームを使った例文・用例を紹介します。
●ハンドルネームで呼んで下さい。
●面白いハンドルネームを思いついた。
SNSでの「ハンドルネーム」の使われ方
「ハンドルネーム」の類義語
ハンドルネームの類義語は、「ユーザーネーム」、「ビジネスネーム」、「ニックネーム」です。
ユーザーネームとは、SNSなどネットワーク上のサービスに会員登録する際に用いる名前のことです。
ビジネスネームとは、仕事上で使用する本名でない名前のことです。
顧客に覚えてもらいやすい簡単な名称にできたり、副業をしていることがバレにくくなったりというメリットがあります。
芸名や、作家のペンネームなどがこれにあたります。ニックネームとは、本名以外に呼ばれる愛称のことです。
ちなみにニックネームのニックという言葉は、かつては「eke」というつづりで、「an ekename」は「追加の名前」という意味を持っていました。
この「an ekename」のnの位置がずれて「a nekename」となり、時代の変化と共に発音などが変化して「a nickname」となりました。
「ハンドルネーム」の対義語・反意語
ハンドルネームの対義語・反意語はありませんでした。