「ローグライク」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ローグライク」の意味とは
ローグライクとは、ローグに類似したシステムのゲーム全般という意味です。
「ローグライク」とは、ゲームタイトルである「ローグ」に類似したシステムを持ったゲーム全般を意味しています。
つまりはローグという原点となったゲームがあり、それに似たシステムのゲームを指したゲームのジャンルの1つとも言える単語なのです。
「ローグ」は1980年代に公表された、UNIXのダンジョン探索型コンピュータRPGを指しています。
ゲームの特徴は以下です。
- プレイヤーが主人公を動かし、出口や階段などを目指すダンジョン型のゲーム
- 敵を倒すことで経験値が与えられ、一定の経験値を得るとレベルアップする
- 装備品を装備することでステータスが上がる
- 弓矢や巻物などで、遠方の敵を攻撃する攻撃手段が用意されている
- ダンジョンの形は毎回変わり、アイテムや出口の場所も毎回変わる
- 武器やアイテムは1度使ってみないと効果が分からない
- 主人公が進んだ場所しかマップに表示されず、トラップも踏むまでは表示がされない
- 敵との攻防はターン制となっているほか、ダンジョンを進んでいくほど敵は強くなる
- コンティニュー機能はなく、一時中断といった形でのセーブしかできない
- 体力は空腹でも減る設定となっており、定期的に食料を食べる必要がある
などとなっています。
かなり古い時代のゲームですが、現在でも採用されている要素がふんだんに組み込まれたゲームです。
こうしたシステムに似たゲームを、ローグライク(ゲーム)と呼びます。
「ローグライク」の語源
ローグライクの語源は、ローグに似たゲームです。
ローグライクは正しくはローグライクゲームであり、語源には「ローグに似たゲーム」という言葉が当てはまります。
ゲームのジャンルに近い使われ方のため、ゲームという単語が略され、単にローグライクとして使われることが多いのです。
そのため語源自体は意味と同じとなる、「ローグに似たゲーム」が挙げられます。
ちなみにローグライクの「ライク」が、日本語で「似ている」を表す単語です。
そのため語源と意味が一致することとなっています。
「ローグに似たシステムのゲーム」の他に、よりジャンルとしての意味合いを強く持たせると「ローグ系ゲーム」とも訳すことができるでしょう。
「ローグライク」の代表作
ローグライクは、ゲームジャンルに近しい単語です。
そのためローグライクと呼ばれる作品には、主な代表作があります。
多くは海外産のインターネットゲームが挙げられることが多く、それは以下の作品達です。
- Rogue
- NetHack
- GearHead
- Elona
- 変愚蛮怒
- Cataclysm:DDA
聴き馴染みの無い方もいるかもしれませんが、基本的にインターネット上で無料でダウンロードができます。
さらに多くの作品は日本語訳も有志によって作成されており、海外のものとはいえ日本国内にもファンの多い作品なのです。
また日本の方にとって馴染み深いローグライクには、「不思議のダンジョン」「トルネコ」「ポケモンダンジョン」などが挙げられるでしょう。
少しずつ特色が違ったり、より分かりやすいシステムに変更されている部分もありますがシステムの基は同じです。
そのため日本人に馴染み深いこれらの作品も、ローグライクと言えます。
「ローグライク」の例文・用例
ローグライクを使った例文・用例を紹介します。
●RPGといえばローグライク 系を真っ先に思い浮かべる。
●近年ではローグライク の傑作と呼べる作品が減ってきた。
SNSでの「ローグライク」の使われ方
「ローグライク」の類義語
ローグライクの類義語は、「ダンジョン型RPG」です。
ダンジョン型RPGは、主にローグライクのシステムのものが多くなっています。
そのためダンジョン型RPGといえば、ローグライクゲームを指すことが多いためこちらの単語が類義語と言えるでしょう。
「ローグライク」の対義語・反意語
ローグライクの対義語は、「ダンジョン型以外のゲーム」です。
意味は、ダンジョン型では無いゲーム全般です。
ローグライクはゲームの中で、ローグに似たシステムのゲームを指していました。
ローグライクとは主にダンジョン型のゲームが当てはまるため、対義語にはそれ以外のゲーム全般が当てはまります。
ローグのようなゲームの対義語なので、ローグのようで無いゲームが当てはまるからです。
ダンジョン型以外のゲームでは、ローグと異なるシステムなことがほとんどのためこちらが対義語になると言えるでしょう。