「壊疽」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「壊疽」の意味とは
壊疽とは、壊死の一つで、壊死し感染や乾燥で悪臭を放つなど病的に変化した組織という意味です。
起炎菌はクロストリジウムによることがほとんどで、病変した部位は泥のようになり、異臭を放ちます。
壊疽により糖分を融解し、ガスが発生する場合は「ガス壊疽」と呼ばれることもあります。
また、直接外界に触れる手や足の指などの壊死巣では、水分の蒸発により乾燥して縮小し、黒く変化する乾燥壊疽を起こします。
「壊疽」しやすい部位
壊疽を起こしやすいのは、手足の指、子宮、肺、腸管などで、虫垂炎も放置を続けると壊疽となります。
「壊死」とは
壊死(ネクローシス)とは、生体の一部の細胞が死ぬ、回復しない不可逆性の変異のことを言います。
壊死の原因は、毒物や腐食物による科学的原因、やけどや感電などにより物理的な要因、局所の貧血や血行障害、酸素供給や栄養欠乏による病理的な原因があります。
壊死すると、正常な機能を果たせないため、臓器においては機能の低下がもたらされることになります。
特に心筋や神経細胞のような、再生しない組織が壊死することにより、その機能は失われることになります。
「壊疽」の例文・用例
壊疽を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●足の神経障害は、知らぬうちに壊疽につながることがあります。
●壊疽のために足を切断しました。
SNSでの「壊疽」の使われ方
「壊疽」の類義語
壊疽の類義語はありませんでした。
「壊疽」の対義語・反意語
壊疽の対義語・反意語はありませんでした。