「下血」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「下血」の意味とは

下血とは、肛門から血液が排出されるという意味です。

下血の原因は、胃や腸、肛門からの出血が考えられます。
状態により黒色便と血便に分けられており、黒いタール便が出るのは「黒色便」、真っ赤な鮮血が出るのは「血便」と呼ばれます。
便に混ざる血は、出血した場所が胃や十二指腸など、肛門から遠ければ黒っぽく、逆に肛門周囲や大腸など、近ければ赤くなります。

「下血」を起こす病気

下血は様々な疾患で起こります。
代表的な疾患には、逆流性食道炎、食道がん、食道・胃静脈瘤胃がん、毛細血管拡張症、胃・十二指腸潰瘍、小腸腫瘍、大腸がん、潰瘍性大腸炎、虚血性大腸炎、クローン病、痔核出血などがあります。

少量でも「下血」には注意

下血の原因となる疾患は多岐に渡りますが、出血が大量になった場合、ショック状態を起こして命の危険にさらされます。
また、出血量が少なくても、下血の原因が命にかかわる疾患であることもあり得るため、様子を見るのは厳禁です。
少量でも下血があった場合は、検査を受けて原因を特定しましょう。
大きな病気であっても、早期発見し治療を行うことで治療、治癒が可能な場合も少なくはありません。

「下血」の例文・用例

下血を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今回の下血では、大腸カメラを使って検査をしました。
下血があったら、すぐ病院に行くようにしてね。

SNSでの「下血」の使われ方

「下血」の類義語

下血の類義語はありませんでした。

「下血」の対義語・反意語

下血の対義語・反意語はありませんでした。

医療用語

Posted by 伊藤優依