「核酸」とは？意味と例文が３秒でわかる！
「核酸」の意味とは
核酸とは、細胞核の中にある、生物にとって最も重要な化学物質という意味です。
遺伝情報であるDNA（デオキシリボ核酸）と、たんぱく質を生成するRNA（リボ核酸）によって構成されています。
核酸は生存や遺伝、繁殖には不可欠な物質であり、地球上の生物はすべて核酸をベースとして生命活動をしています。
「核酸」の働き
核酸は、DNAとRNAで構成されています。
DNA（デオキシリボ核酸）
DNAは、ひとつひとつの細胞の中の遺伝子情報の伝達や保存を行う「細胞核」に存在し、親から子、細胞から細胞へと、遺伝子の本体として性質を伝える役割を持っています。
アデニン、チミン、グアニン、シトシンの4つの塩基、リン酸、糖で構成される「ヌクレオチド」が対となって結合した、二重らせん構造をしており、その中で生命を設計する情報を持っている領域のことを「遺伝子」といいます。
遺伝子はDNA全体の中のわずか2％の割合に過ぎません。
たんぱく質を作るアミノ酸を組み合わせるための情報も、DNAが持っています。
RNA（リボ核酸）
RNAは、DNAの情報をもとに、アミノ酸を組み合わせたんぱく質を作り出し実体化します。
mRNA（メッセンジャーRNA）、rRNA（リボゾームRNA）、tRNA（転移RNA）があり、それぞれがたんぱく質の合成のために働いています。
「核酸」が含まれる食品
核酸はほとんどの食品に含まれますが、特に肉や魚介、豆類に豊富に含まれます。
サケの白子やカキ、アサリ、海苔、大豆、豚のレバー、鶏肉などは、核酸を多く含む代表的な食品です。
「核酸」の効果
核酸は、美肌や美髪、疲労回復、免疫アップ、貧血予防、肥満予防などの効果があります。
「核酸」の例文・用例
核酸を使った例文・用例を紹介します。
●毎朝学校で、 核酸をしていた。
●核酸は、新しい細胞を作るのに必要な成分です。
SNSでの「核酸」の使われ方
「核酸」の類義語
核酸の類義語はありませんでした。
「核酸」の対義語・反意語
核酸の対義語・反意語はありませんでした。