「結腸空置術」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「結腸空置術」の意味とは
結腸空置術とは、結腸のより肛門に近い部位(S状結腸など)に、腸の内容物が流入するのを防ぐ手術という意味です。読み方は「けっちょうくうちじゅつ」です。
「結腸空置術」の英語表現
結腸空置術は、英語で「colon exclusion」と表現します。
「colon」は「結腸」という意味で、「exclusion」は一般的には「排除、除外」といった意味になりますが、医療の分野では「空置術」の意味で使われます。
「結腸空置術」の概要
まず「結腸」というのは、大腸の大部分を占める部位です。大腸から盲腸と直腸を除いた部分で、約1.6mの大腸のうち、約1.5mは結腸に当たります。
お腹の中で、右下から右上へのぼり、そこから左へ横切り、左上から左下に下っていくように収まっています。
結腸には、胃などの消化器官で吸収されなかった食物の残りを貯蔵し、水分を吸収して便を作り直腸に送るという役割があります。
そしてこの場合の「空置(術)」とは、その場所に本来通るはずの内容物などを流入させないように遮断することを言います。これは結腸以外でも行われる術式で、例えば直腸に便を通らせないようにする手術なども「空置術」と呼びます。
結腸空置術は、結腸の遠位部位=より口から遠く、肛門に近い部位に便などの腸の内容物を流入させないようにするので、具体的には下行結腸やS状結腸といった部位に関する手術を指すことが多いです。
結腸空置術を行うことによって、疾患によって病変した結腸の部位を安静状態にすることができ、回復にあてることができます。ただし、空置した結腸に炎症が起きることもあります。
「結腸空置術」の例文・用例
結腸空置術を使った例文・用例を紹介します。
●昨日、結腸空置術を受けたばかりです。
●結腸空置術で結腸を温存することにしよう。
SNSでの「結腸空置術」の使われ方
「結腸空置術」の類義語
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「結腸空置術」の対義語・反意語
結腸空置術の対義語・反意語はありませんでした。