「仙骨会陰式鎖肛修復術」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「仙骨会陰式鎖肛修復術」の意味とは
仙骨会陰式鎖肛修復術とは、正常な位置に肛門がない場合に行われる手術の方法のひとつです。読み方は「せんこつ えいんしき さこう しゅうふくじゅつ」です。
「仙骨会陰式鎖肛修復術」の語源
仙骨会陰式鎖肛修復術の「鎖肛」というのは、生まれつき肛門が正常な位置にない病気のことです。これは、妊娠中に直腸や肛門などの形成がうまく進まなかった場合に起こります。鎖肛の状態だと便が正常に排出されないため、手術で排便できるようにする必要があります。
仙骨とは脊椎の下部にある、骨盤の後壁を形成する大きめの三角形の骨のことで、会陰とは外陰部と肛門の間の部分を指します。
鎖肛を修復するため、仙骨から会陰にかけてを切離する手術のため、このような名称になっています。
「仙骨会陰式鎖肛修復術」の特徴
仙骨会陰式鎖肛修復術は、乳児期に行われるのが一般的です。
鎖肛には3パターンあり、直腸が身体の中のどの位置にまで降りてきているかによって「低位」「中間位」「高位」に分類されます。
仙骨会陰式鎖肛修復術はこのうち「中間位」「高位」と診断された場合に行われる術式です。
低位よりも中間位、高位になるほど生まれつき肛門括約筋が発達していないため、術後も排便のための訓練が必要となります。
「仙骨会陰式鎖肛修復術」の例文・用例
仙骨会陰式鎖肛修復術を使った例文・用例を紹介します。
●鎖肛のタイプをX線検査によって中間位と診断しましたので、仙骨会陰式鎖肛修復術を行います。
●仙骨会陰式鎖肛修復術の術後経過は良好です。
SNSでの「仙骨会陰式鎖肛修復術」の使われ方
「仙骨会陰式鎖肛修復術」の類義語
仙骨会陰式鎖肛修復術の類義語は、「会陰式鎖肛修復術(会陰式肛門形成術)」です。
鎖肛のタイプが低位の場合に行われる、会陰部から正常な位置に肛門をつくる手術のことです。
「仙骨会陰式鎖肛修復術」の対義語・反意語
仙骨会陰式鎖肛修復術の対義語・反意語はありませんでした。