「体位変換」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「体位変換」の意味とは
体位変換とは、自分の力で体の向きや位置を変えられない人の、体位を変えるという意味です。
健康な人間は、眠っている間に何度も寝返りを打って、体の姿勢や位置を変えています。
しかし高齢者や障がいを持っている人は、自分の力でうまく寝返りが打てず、体にかかる圧力を分散することが出来ないのです。
動かずに長時間同じ姿勢で寝ていると、体の一か所が圧迫され、血流を妨げます。
その結果褥瘡(じょくそう)や血行障害、感覚麻痺などを起こしてしまうことがあるのです。
血行不良は、褥瘡の原因となるばかりではなく、全身の血行にも影響を及ぼします。
内臓の機能低下を起こすこともあるので、とても危険です。
「体位変換」の目的
体位変換は、以下のような目的でおこなわれます。
身体に起きる事象の回避
褥瘡、拘縮、浮腫、肺炎、内臓機能低下の予防など。
日常生活のケア
食事、口腔ケア、おむつ交換、着替え、移乗など。
「体位変換」のポイント
体位変換は、看護師が安定した姿勢と動作で行うことが大切です。
患者さんにどのような向きに体位変換をするのかを伝え、体の仕組みを理解して、お互いの重心を近づけて体を移動させましょう。
急に引っ張ったり、力任せに行うと、患者さんの苦痛につながります。
患者さんに協力してもらえるところは、声かけして動かしてもらいましょう。
「体位変換」の例文・用例
体位変換を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●自分1人ではまだ、患者さんの体位変換がうまくいかない。
●体位変換は、どのくらいの時間ごとにおこなうべきでしょうか?
SNSでの「体位変換」の使われ方
「体位変換」の類義語
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「体位変換」の対義語・反意語
体位変換の対義語・反意語はありませんでした。