「wet-to-dryドレッシング法」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「wet-to-dryドレッシング法」の意味とは
wet-to-dryドレッシング法とは、褥瘡(床ずれ)の治療法のひとつで、患部に湿らせたガーゼと乾いたガーゼを当てるやり方のことです。
「wet-to-dryドレッシング法」の語源
wet-to-dryドレッシング法の「ドレッシング」とは、褥瘡など傷になっている部分を覆うための医療材料(ドレッシング材)及びその行為のことを指します。
怪我をして絆創膏や保護パッドを貼り付けることも「ドレッシング」に当たります。
褥瘡の治癒として湿らせたガーゼと乾いたガーゼを用いることから「wet-to-dry」という言葉がついています。
「wet-to-dryドレッシング法」の方法
wet-to-dryドレッシング法は、以下のような手順で行われます。
- 創(きず)に生理食塩水で湿らせたガーゼを当てる
- その上を乾いたガーゼで覆う
- 湿ったガーゼが乾燥したら取り除き、この行程を1日に2~3回行う
この方法では、湿ったガーゼが乾燥していく過程で異物や細菌、壊死した組織がガーゼに付着し、取り除くことができます。これによって治癒が促進することを、デブリードマン効果と呼びます。
wet-to-dryドレッシング法は、感染や壊死を伴った開放創(皮膚が分断されている創)に用いられます。
「wet-to-dryドレッシング法」の例文・用例
wet-to-dryドレッシング法を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●褥瘡ができてしまった場合は、wet-to-dryドレッシング法を行ってください。
●wet-to-dryドレッシング法に使われるドレッシング材を発注しよう。
SNSでの「wet-to-dryドレッシング法」の使われ方
「wet-to-dryドレッシング法」の類義語
wet-to-dryドレッシング法の類義語はありませんでした。
「wet-to-dryドレッシング法」の対義語・反意語
wet-to-dryドレッシング法の対義語は、「wet-to-wet ドレッシング法」です。
生食ガーゼドレッシング法ともいい、生理食塩水で湿らせたガーゼを患部に当て、乾燥する前に交換することによって患部の湿潤環境を保つドレッシング法です。