「アスピック」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「アスピック」の意味とは
アスピックとは、魚や肉を煮たブイヨンにゼラチンを入れ、ゼリー状にしたフランス料理のことです。「アスピックゼリー」とも呼ばれます。
「アスピック」の語源
アスピックの語源は諸説あります。
元になった「aspis」という言葉は、ギリシア語で「肉ゼリー」を意味します。
また、ラテン語では同じ「aspis」という言葉は「コブラ」を意味し、色味やゼリーの質感がコブラに似ていたことからこの名前がついたという説もあります。
「アスピック」の作り方
魚や肉を煮ると出てくる透明の肉汁に、コンソメなどで味付けしたのちゼラチンを入れることで「アスピックゼリー液」ができます。これを冷やし固めると「アスピック」になります。
中にハムや野菜、ゆで卵などの具材を入れたり、食用花などでデコレーションをし、ゼリー型で形を整えて前菜やパーティー料理として提供されることが多いです。
また、固めに作ったアスピックを小さく切り、他の冷製料理や肉料理などの付け合わせとして出される場合もあります。
「アスピック」の例文・用例
アスピックを使った例文・用例を紹介します。
●前菜は海老とアボカドのアスピックでございます。
●アスピックは見た目にも楽しいのでおもてなし料理にも向いてるよ。
SNSでの「アスピック」の使われ方
「アスピック」の類義語
アスピックの類義語は、「テリーヌ」「煮こごり」「ゼリー寄せ」です。
テリーヌとは、「テリーヌ型」と呼ばれる長方形の型を使った料理の総称で、魚のすり身など具材を詰めてオーブンで焼いたり、お菓子づくりに使われることもあります。
アスピックも、テリーヌ型でつくると「テリーヌ」と呼ばれることがあります。
煮こごりは和食に用いられ、魚や肉を煮込んだ後に煮汁が冷えてゼリー状に固まったものを指します。
ゼリー寄せは、アスピックとほぼ同義で使われています。
「アスピック」の対義語・反意語
アスピックの対義語・反意語はありませんでした。