「ブリニ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ブリニ」の意味とは

ブリニとは、ロシアの国民的な料理の1つであるパンケーキ「ブリヌイ」をフランス風にアレンジしたもののことです。ブリヌイと同じ意味として使われることもあります。

ブリニは基本的に、小麦粉、卵、牛乳、砂糖、塩、油を使って作りますが、様々なレシピがあります。伝統的なレシピでは、イーストを加えてふっくらとした生地に仕上げますが、代わりにベーキングパウダーや炭酸水を入れるレシピもあります。

日本に伝わったブリニのレシピでは、そば粉を入れたものが多く、一般的に甘くない塩味のパンケーキとして伝わっています。

「ブリニ」の語源

ロシア語のルーツである古スラブ語で「(穀物を)すりつぶす」という意味をもつ「ムリン」という単語から「ブリーン」(単数形)という言葉が生まれました。ブリニはその複数形です。

「ブリニ」の食べ方

ブリニはサワークリーム、スモークサーモンやキャビアを乗せてカナッペ風にしたり、クリームや果物と一緒に食べたりします。フレンチ料理の前菜に登場することもあります。

ブリニは2~3cmくらいの厚さで焼くほかに、クレープのように薄く焼いて具を包んだり、折りたたんでソースをかけたりすることもあります。直径5cmほどに小さく焼く場合はカナッペ風に具を乗せて、直径15 cm~30cmほどに焼く場合はクレープのように具を包んだり、折りたたんでソースをかけたりして食べます。

なお、単数形では「ブリーン」と言いますが、1枚で食べることは少なく、通常何枚かお皿に盛り付けて食べるため、複数形を表す「ブリニ」と呼ばれています。小さくて沢山焼けるので、お祭りやパーティーのおもてなしにもぴったりです。特に、春を迎えるお祭りの「マースレニッツァ」では、必ず食べる習慣があります。普段の食事としても食べられている他、機内食でも提供されています。

「ブリニ」の例文・用例

ブリニを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

ブリニは日本では甘くないイメージで知られているが、ロシアでは甘いデザートとして食べられることも多い。
●このお店のおすすめはサーモンのブリニ包みだよ。

SNSでの「ブリニ」の使われ方

「ブリニ」の類義語

ブリニの類義語はありませんでした。

「ブリニ」の対義語・反意語

ブリニの対義語・反意語はありませんでした。