「ブリストルスケール」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ブリストルスケール」の意味とは
ブリストルスケールとは、便の状態を判別する指標という意味です。
「ブリストルスケール」の語源
ブリストルスケールの語源は、開発した大学の名前です。
ブリストルスケールは、イギリスのブリストルにあるブリストル大学のHeaton博士が1997年に提唱した指標です。
「ブリストルスケール」の7つの指標
ブリストルスケールは、大便の形状と硬さで7段階に分類するもので、便秘や下痢の診断項目の一つとして使用されています。
タイプ1 コロコロ便 硬くてコロコロの兎の糞状の便
タイプ2 硬い便 ソーセージ状であるが硬い便
タイプ3 やや硬い便 表面にひび割れのあるソーセージ状の便
タイプ4 普通便 表面がなめらかで柔らかいソーセージ状、あるいは蛇のようなとぐろを巻く便
タイプ5 やや軟らかい便 はっきりとしてしわのある軟らかい半分固形の便
タイプ6 泥状便 境界がほぐれて、ふにゃふにゃの不定形の小片便・泥状の便
タイプ7 水様便 水のようで、固形物を含まない液体状の便
ブリストルスケールでは、数字が小さいほど便が含む水分が少なく硬くなり、数字が大きいほど水っぽい便になります。
1や2の便は、腸内の停滞時間が長く、便秘と判断されます。
3~5の便は、正常便で特に4が理想的な便です。
6や7の便は、やわらかすぎて、下痢と判断されます。
「ブリストルスケール」の注意事項
ブリストルスケールは、便の形状と硬さに着目した指標ですが、便の健康状態を見るには、便の硬さだけでなく、便の量や色、においの観察も大切になります。
健康な便の色は黄土色とされています。腸の中に長くとどまっている便や、脂肪を摂り過ぎている人の便は、色が濃くなります。
また、健康で腸内環境が整っている人の便は、臭いがほとんどありません。
「ブリストルスケール」の英語表現
英語では、「Bristol Stool Form Scale」と表します。
「ブリストルスケール」の例文・用例
ブリストルスケールを使った例文・用例を紹介します。
●ブリストルスケールを使って、うんちの観察をしています!
●ブリストルスケール4を維持して、健康を保っている。
SNSでの「ブリストルスケール」の使われ方
「ブリストルスケール」の類義語
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「ブリストルスケール」の対義語・反意語
ブリストルスケールの対義語・反意語はありませんでした。