「ブリストルスケール」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-03-01

「ブリストルスケール」の意味とは

ブリストルスケールとは、便の状態を判別する指標という意味です。

「ブリストルスケール」の語源

ブリストルスケールの語源は、開発した大学の名前です。
ブリストルスケールは、イギリスのブリストルにあるブリストル大学のHeaton博士が1997年に提唱した指標です。

「ブリストルスケール」の7つの指標

ブリストルスケールは、大便の形状と硬さで7段階に分類するもので、便秘や下痢の診断項目の一つとして使用されています。

タイプ1 コロコロ便 硬くてコロコロの兎の糞状の便
タイプ2 硬い便   ソーセージ状であるが硬い便
タイプ3 やや硬い便 表面にひび割れのあるソーセージ状の便
タイプ4 普通便   表面がなめらかで柔らかいソーセージ状、あるいは蛇のようなとぐろを巻く便
タイプ5 やや軟らかい便 はっきりとしてしわのある軟らかい半分固形の便
タイプ6 泥状便   境界がほぐれて、ふにゃふにゃの不定形の小片便・泥状の便
タイプ7 水様便   水のようで、固形物を含まない液体状の便

ブリストルスケールでは、数字が小さいほど便が含む水分が少なく硬くなり、数字が大きいほど水っぽい便になります。
1や2の便は、腸内の停滞時間が長く、便秘と判断されます。
3~5の便は、正常便で特に4が理想的な便です。
6や7の便は、やわらかすぎて、下痢と判断されます。

「ブリストルスケール」の注意事項

ブリストルスケールは、便の形状と硬さに着目した指標ですが、便の健康状態を見るには、便の硬さだけでなく、便の量や色、においの観察も大切になります。

健康な便の色は黄土色とされています。腸の中に長くとどまっている便や、脂肪を摂り過ぎている人の便は、色が濃くなります。
また、健康で腸内環境が整っている人の便は、臭いがほとんどありません。

「ブリストルスケール」の英語表現

英語では、「Bristol Stool Form Scale」と表します。

「ブリストルスケール」の例文・用例

ブリストルスケールを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

ブリストルスケールを使って、うんちの観察をしています!
ブリストルスケール4を維持して、健康を保っている。

SNSでの「ブリストルスケール」の使われ方

「ブリストルスケール」の類義語

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「ブリストルスケール」の対義語・反意語

ブリストルスケールの対義語・反意語はありませんでした。