「ディジェスティフ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ディジェスティフ」の意味とは
ディジェスティフとは、食事の後に飲む食後酒のことです。
種類は特に決められてはいませんが、ウィスキーやブランデーなどのアルコール度数の高いものや、甘口のカクテル、デザートワインなどが好まれています。
お酒は消化を促す働きがあり、また最後に甘いお酒を飲むことで高い満足感が得られます。
「ディジェスティフ」の語源
ディジェスティフの語源は、フランス語の「digestif(ディジェスティフ)」です。
「ディジェスティフ」の特徴
ディジェスティフには、「アルコール分が高い」「糖分が高い」「エキス分が強い」などの特徴のものが好まれ、コース料理の原則は、軽いものから重いものへと移っていく流れがあります。
そのため、ディジェスティフはもうこれ以上飲んだり食べたりしない、一番最後に飲むものと考えるのが良いでしょう。
「ディジェスティフ」の効果
食事の最後に楽しむディジェスティフには、以下のような効果が期待できます。
食事の余韻を楽しむ
食事を楽しんだ後に、コース料理を振り返りつつ、ゆったりとした良い時間を過ごすことができます。
消化を促す
アルコールは胃酸の分泌を促すため、満腹となった胃を刺激し、消化を促します。
食事を完成させる
「締め」としてのディジェスティフを味わうことで、その食事の全てを完成させます。
逆に、ディジェスティフがいまひとつであると、それまでの料理の評価も下げてしまいます。
「ディジェスティフ」の種類
ディジェスティフには、以下のような種類があります。
甘口ワイン
干しブドウを発酵させて作られる貴腐ワインなどの甘口ワインが代表的ですが、甘口のシェリーやヴィンテージポートなどは特に人気のディジェスティフです。
ブランデー
ブランデーはディジェスティフにはお勧めですが、アルコール度数が非常に高いため、お酒に弱い人は注意が必要です。
ブランデーの中でも、コニャックやオードヴィー、ラムなどが人気です。
カクテル
甘いカクテルもディジェスティフに適しており、デザート感覚で楽しめます。
リキュール
薬草などを浸したリキュールは、ディジェスティフに最適です。
イタリアではよく飲まれており、フェルネットブランカ、やブランカ・メンタなどが人気です。
「ディジェスティフ」の例文・用例
ディジェスティフを使った例文・用例を紹介します。
●今晩のディジェスティフには、シェリーを選びました。
●洋ナシのブランデーがディジェスティフとしてとても良く合う。
SNSでの「ディジェスティフ」の使われ方
「ディジェスティフ」の類義語
ディジェスティフの類義語は、「食後酒」です。
意味は、ディジェスティフと同様です。
「ディジェスティフ」の対義語・反意語
ディジェスティフの対義語は、「食前酒」です。
意味は、「食事の前に飲むお酒」です。
必要があります。