「イートイン」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-02-06

「イートイン」の意味とは

イートインとは、和製英語で、その店舗で購入した食べ物を、店の中の客席で食べていくという意味です。
持ち帰りが可能なファーストフード店、コンビニエンスストア、デパ地下などで使われる言葉です。
反対に、レストランなど持ち帰りが一般的ではない飲食店では、この言葉は使われません。

「イートイン」の語源

イートインの語源は、英語の「Eat In」です。
ちなみに、英語圏で「Eat In」と言った場合は「自宅で食べる」ことを意味するため、使用の際は注意が必要です。
その理由は、食事の場合の「IN」と「OUT」が、家の中か外かを基準としているからです。

「イートイン」ができる代表的なお店

イートインができる代表的なお店には以下のようなものがあります。

ファーストフード

マクドナルドやケンタッキー・フライド・チキン、吉野家やすき家などに代表されるファーストフード店は、一般的にイートインも持ち帰りも選択可能です。
また、いずれもとても安価に求められるので、利用者が大変多いのが特徴です。

コンビニエンスストア

店内にほんの数席ではあるものの、座って買ったものを飲食できるコーナーを設けている店舗が増えています。
最近では、コンビニエンスストアでもドリップ式のコーヒーが飲めるなど、以前に比べその場で楽しみたいと思う食品も多く販売されるようになりました。
歩きながらの飲食は行儀が悪いという考え方もあるので、こういった配慮は喜ばれています。

デパ地下

デパ地下はお惣菜を売っているお店もたくさんありますが、ちょっとした食事ができるスペースも増えています。
軽食、お弁当から、しっかり食べられる食事など、お店によって様々に用意をされています。
デパートなので、少し値段が張る場合もありますが、良質な食材を使っていることも多いため、利用者は大変多いです。

「イートイン」する理由

イートインを選択することで、自炊やその準備、片付けを省くことができます。
また、注文するとすぐに食べたいものが受け取ることができ、ごみも出ないため、外で食べてしまえば何かと手間がいりません。
時間に余裕のない今の現役世代には、強力な味方となっています。

「イートイン」の別の意味や使われ方

2019年の消費税増税(10%)に伴い、イートインとして購入した食物については、外食扱いとして軽減税率の対象外になることが決まりました。
そのため、イートインと申告した場合10%の消費税が加算されることになりました。
しかし一方で、イートインではなく「持ち帰り」を申告して購入すると消費税率は8%となります。
レジでは「持ち帰りで」と申告して、実際には店内のイートインを利用することを「イートイン脱税」と呼ぶことがあります。
申告ベースでレジを打つため、お店の人も対策ができないのが現状です。
また、そのような、「イートイン脱税」を見つけて密告するような人を「正義マン」と呼ぶこともあります。

「イートイン」の例文・用例

イートインを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●これ買ってどうする?せっかくだからイートインで食べてく?
●持ち帰ると冷めちゃうから、イートインスペース作ってほしいなあ…。

SNSでの「イートイン」の使われ方

「イートイン」の類義語

イートインの類義語はありませんでした。

「イートイン」の対義語・反意語

イートインの対義語は、「テイクアウト」です。
意味は、「飲食店で購入した食品を、そのお店の外で食べること」です。