「インプラント」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「インプラント」の意味とは
インプラントとは、体内に埋め込む医療器具・材料のことです。
歯科の治療で行われることを指すことが一般的に認識されていますが、歯科以外でもインプラントという単語は使用されています。
歯科の分野では、顎の骨にチタンやチタン合金でできた人口歯根を埋め込んだ歯のことやその治療をインプラントと呼びます。
正確には「歯科インプラント(デンタルインプラント)」と呼ばれています。
入れ歯などとは違い、義歯をしっかり顎の骨に固定するので歯根の機能を回復できるため、本来の自分の歯のような感覚で噛めるようになるというメリットがあります。
一方でデメリットは、原則的に保険適用外なので、治療費が高額になることです。
「インプラント」の語源
インプラントの語源は、英語の「implant」です。
imはinのことで、「中に」という意味で、plantは「植物などを植える」という意味や「物を置く・据える」という意味ですが、その2つを合わせた造語です。
1952年にスウェーデンの大学で研究を送っていた整形外科医が、チタンと骨が結合することを偶然見つけたことが始まりと言われています。
発見したのが歯科医師ではなかったため、批判的な歯科医師も多く、長い間普及されることはありませんでした。
1982年に行われたトロント会議で症例が報告されたことにより、世界中で普及が始まりました。
「インプラント」の例文・用例
インプラントを使った例文・用例を紹介します。
●虫歯で歯を抜かなければならなくなった。入れ歯にするくらいなら、インプラントにしようと思う。
●インプラントにしたいけど、高額なのがネックだよなぁ。
SNSでの「インプラント」の使われ方
「インプラント」の類義語
インプラントの類義語は、「移植」です。
「移植」とは、本来は人体に何かを置く外科的な処置のことですが、今回の場合は歯の治療のために物質や物体を体内にいれることです。
「インプラント」の対義語・反意語
インプラントの対義語・反意語はありませんでした。