「カトラリー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「カトラリー」の意味とは
カトラリーとは、食卓用のナイフ・フォーク・スプーンなどの総称です。箸や箸置き、トング、コースターなどの小物も含めて広く指す場合もあります。
カトラリーの材質には、高級品である純銀、合金の表面を銀メッキでコーティングした洋白銀器、錆びにくく耐久性に優れているステンレス、軽いアルミ、金属の表面をガラス質の素材でコーティングしたホーロー、断熱効果のある木製、プラスチックなどが挙げられます。
「カトラリー」の語源
「カトラリー(cutlery)」は英語ですが、その語源はフランス語のcoutellerieで、「切るもの・ナイフ類」という意味を持ちます。元々はナイフ類を指していましたが、今はスプーンやフォークも含めた総称を指しています。
「カトラリー」の歴史
中世ヨーロッパにおいて、最も早く登場した食卓用カトラリーはナイフと言われています。しかし、当時ナイフは動物を仕留めたり肉を切り分けたりするのに使われており、食べるときには手を使っていました。「指は神様が与えた優れた道具である」という宗教観があり、食事は手づかみで食べるのが一般的だったのです。
次に使われるようになったスプーンは、当時調理や化粧、医療のための道具として使われていました。食器として使われるようになっても、高価だったため、財産として保管することが多かったと言われています。
「フォークを使うのは神の摂理に反する」という考え方から、フォークはなかなか使われるようになりませんでした。
19世紀頃になると、ナイフ、フォーク、スプーンが食事にセットで使われるようになりました。
※参照:https://www.kurashiru.com/articles/f47e42de-4a4c-43b0-827e-36541d890c02
「カトラリー」の例文・用例
カトラリーを使った例文・用例を紹介します。
●コース料理のカトラリーはどれをどの料理に使えば良いのか迷ってしまう。
●結婚祝いにカトラリーセットを
いただいた。
SNSでの「カトラリー」の使われ方
「カトラリー」の類義語
カトラリーの類義語は「食器・食器類」や「シルバー」です。シルバーは、飲食店の業務で使われる言葉です。
「カトラリー」の対義語・反意語
カトラリーの対義語・反意語はありませんでした。