「コマセ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-05-27

「コマセ」の意味とは

コマセとは、魚をおびき寄せるために撒いたり仕掛けのカゴに入れておくエサという意味です。

「コマセ」の語源

コマセの語源は、「コマセアミ」というアミ(エビに似た小型の甲殻類)の一種です。
コマセアミがよく撒き餌として使われていたことから、釣り人の周りに魚を集めるためのエサを「コマセ」と呼ぶようになりました。

「コマセ」の特徴

コマセとしてよく使われるのが「アミエビ」と「オキアミ」です。
「アミエビ」はサクラエビ科の一種で、10~30mmほどの小さなエビです。「アキアミ」とも呼ばれます。
対して「オキアミ」はエビに似ていますが30~60mmほどの大きめなプランクトンに分類される生物です。

釣具店ではそれぞれを集めて冷凍ブロックの状態にして売られていることが多く、そこに狙った魚や環境に合わせて「配合餌」を混ぜることで、集魚率をアップさせます。
配合餌の役割としては、コマセに粘度を加えてまとまりやすくする、においで魚にアピールするといったことが挙げられ、光る素材でアジを寄せ付けるタイプも存在します。

「コマセ」のメリット

コマセは主に、堤防でのウキ釣り(水面にウキを浮かべて待つ釣り方)や岩礁から行う磯釣りなど、足場や移動が限られている釣りの際に用いられます。
一箇所にとどまって釣りをするため、コマセで魚をおびき寄せることで釣果をアップさせます。

「コマセ」の例文・用例

コマセを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

コマセでたくさん魚たちが集まってきたよ!
●配合を変えて自分で色々なコマセを作ってみるのも楽しいよね。

SNSでの「コマセ」の使われ方

「コマセ」の類義語

コマセの類義語は、「撒き餌」「寄せ餌」です。
これらもコマセと同義で使われています。

「コマセ」の対義語・反意語

コマセの対義語は、「付けエサ」「サシエ」です。
釣り針に直接つける餌のことはこのように呼びます。