「ナイトゲーム」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ナイトゲーム」の意味とは

ナイトゲームとは、夜間に行う釣りのことです。

日本語では「夜釣り」とも呼ばれ、一般的に日没から明け方までの時間帯に行われます。

暗い海では魚の警戒心が和らぐため、基本的に昼間と比べて好釣果が期待されます。

さらにナイトゲームの中でも、以下の時間帯・潮汐はとくに釣れやすいと考えられています。

・まずめ
・大潮

まずめとは、日の出または日没の時間帯のことです。

日の出前後を「朝まずめ」、日没前後を「夕まずめ」と言ったりします。

この2つは魚が餌を欲しがる時間帯として知られ、大物を釣り上げる絶好のチャンスでもあります。

もう一つは大潮です。

大潮とは、満潮と干潮の潮位差が大きくなる潮汐のことで、新月と満月の日に発生します。

潮の流れが激しくなることによって海中の栄養分が巻き上げられ大量のプランクトンが発生します。

その結果、プランクトンを求める小型の魚と、小型の魚を求める大型の魚の活性が高くなるため、通常時よりも釣れやすくなると考えられています。

「ナイトゲーム」のメリット

前述の通り、ナイトゲームの最大のメリットは、魚の警戒心が弱まり釣れやすくなることです。

時には入れ食い状態になったり、日中ではお目にかかれない大物が釣れることもあります。

また、日中ではよく釣れるポイントを探るのにも一苦労ですが、ナイトゲームではさほど難しくはありません。

というのも、基本的に魚は光の当たる場所に群がるからです。

そのため、おのずと常夜灯などで海面に光が照らされているポイントに絞られます。

「ナイトゲーム」で釣れる魚

ナイトゲームで釣れる魚介類を紹介します。

主に以下3種が代表的なターゲットです。

・アオリイカ
・アナゴ
・シーバス

アオリイカは日中でも釣れますが、ナイトゲームだと大型が釣れる場合もあります。

また、アオリイカのハイシーズンとなる秋にはエギングで数釣り(※)が楽しめたりもします。

(※数釣りとは、魚のサイズに関係なく、より多くの魚を釣ることです)

一方、アナゴは日中に寝て、夜間に餌を求めて活動する夜行性の魚なので、夕まずめから本格的に狙えます。

アオイソメなどの餌を仕掛けたブッコミ釣りが基本です。

シーバスもまた夜間の活性が高く、一般的にルアー釣りで勝負できます。

寒い時期でも釣れることがあり、冬でもナイトゲームが楽しめる種類です。

「ナイトゲーム」で注意すべき点は?

ナイトゲームを行う際には注意しなければならない点があります。

第一に、釣りが禁止されている場所では行わないことです。

とくに日中のみ開放されているエリアには要注意です。

終日開放されていると思い込んで夜間にナイトゲームに出掛けてみると閉鎖されていた…なんてことも起こり得ます。

そのため、現地の漁業組合や自治体などに事前に確認しておくと良いでしょう。

また、夜間では周囲が見渡せなくなるため、釣り場や海のどこに何があるのか完全に把握するのは難しいです。

初見のロケーションであれば、必ず昼間に下見を済ませておくべきです。

「ナイトゲーム」の例文・用例

ナイトゲームを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●仕事帰りにナイトゲームをしに漁港に立ち寄る。
ナイトゲームで大型のアオリイカを釣り上げる。

SNSでの「ナイトゲーム」の使われ方

「ナイトゲーム」の類義語

ナイトゲームの類義語は、「夜釣り」です。

夜釣りとは、ナイトゲームの日本語表記および別名です。

「ナイトゲーム」の対義語・反意語

ナイトゲームの対義語は、「デイゲーム」です。

デイゲームとは、昼間に行われるルアー釣りのことです。