「ヌーベル・キュイジーヌ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ヌーベル・キュイジーヌ」の意味とは
ヌーベル・キュイジーヌとは、新感覚のフランス料理という意味です。
フランス語で「新しい料理」 を意味し、これまでのフランス料理になかった料理の見せ方など、新しい方法やスタイルの一つをさします。
「ヌーベル・キュイジーヌ」の語源
ヌーベル・キュイジーヌの語源は、フランス語の「nouvelle cuisine」です。
「nouvelle」(ヌーベル)は「新しい」、「cuisine」(キュイジーヌ)は「料理」「料理法」を意味し、「nouvelle cuisine」(ヌーベル・キュイジーヌ)で「新しい料理」を意味します。言葉そのものは、フランス料理の歴史のなかで何度か使われてきました。
「ヌーベル・キュイジーヌ」の特徴
フランス料理では伝統的な重たいソースを、軽めの飽きの来ない味に仕上げるなど、もともとのフランス料理では使わない素材や、それまでにない料理法、素材の組み合わせで作ったフランス料理をさします。
新鮮な素材を加熱調理時間の短縮によって香りを生かして軽やかに仕上げたり、ソースに小麦粉やバターを極力使わず軽く仕上げるなどの傾向が見られる料理です。
「ヌーベル・キュイジーヌ」の10の形式
アンリ・ゴーとクリスティアン・ミヨによれば、ヌーベルキュジーヌは、以下の10の形式にしたがっていることが多いとされます。
(1) 過度な複雑化の排除
(2)材料の自然な味を保つため調理時間を短縮
(3) なるべく新鮮な素材を使用
(4) より簡素なメニューに変更
(5) 肉や鳥に使う味の濃いマリネの廃止
(6) 味付けのために、ハーブ、バター、レモン汁やお酢とともに、味の濃いソースの使用の廃止
(7) 郷土料理の利用
(8) 新しい技術や器具の利用(電子レンジなど)
(9) お客の食のニーズに敏感であること
(10) 独創的な組み合わせなどを作ること
「ヌーベル・キュイジーヌ」の例文・用例
ヌーベル・キュイジーヌを使った例文・用例を紹介します。
●ヌーベル・キュイジーヌを食べてみたい。
●彼は、ヌーベル・キュイジーヌの料理人として有名な人物だ。
SNSでの「ヌーベル・キュイジーヌ」の使われ方
「ヌーベル・キュイジーヌ」の類義語
ヌーベル・キュイジーヌの類義語はありませんでした。
「ヌーベル・キュイジーヌ」の対義語・反意語
ヌーベル・キュイジーヌの対義語は、「キュイジーヌ・クラシック」(英語)や「オート・キュイジーヌ」(フランス語)です。
意味は、「古典的な」「伝統的な」また、「古風なさま」です。