「オキシドール」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「オキシドール」の意味とは
オキシドールとは、過酸化水素を約3パーセント含む無色透明の水溶液で、発泡により、傷口の消毒と洗浄を同時に行う殺菌消毒薬のことです。「殺菌消毒薬」とはいえ、細菌に対する殺菌作用は強力とはいえず、持続性もありません。
なお、オキシドールを使ってニキビなどのスキンケアを行う人もいますが、効果は一時的で僅かなものであり、完治させるのは難しいといわれています。
「オキシドール」の語源
オキシドール(Oxydol)とはドイツ語で「過酸化水素水」を意味します。2.5~3.5%の濃度の過酸化水素水を主成分とすることから、この名が日本薬局方名となっています。
「オキシドール」の効能
創傷・潰瘍の殺菌・消毒に使う他、外耳・中耳の炎症、鼻炎、咽喉頭炎、扁桃炎などの粘膜の炎症、口腔粘膜の消毒や歯の清浄に対しても効能があります。
「オキシドール」の使い方
創傷・潰瘍の殺菌・消毒には、そのまま又は2~3倍に水で薄めてから塗布・洗浄します。
外耳・中耳の炎症、鼻炎、咽喉頭炎、扁桃炎などの粘膜の炎症に対しては、そのまま塗布、滴下あるいは2~10倍に水で薄めてから用います。
口腔粘膜の消毒や歯の清浄にはそのまま又は2倍に水で薄めてから用います。
「オキシドール」を使う際の注意点
目に入らないように注意して使用し、万一、入った場合には水でよく洗い流してください。また、長期間または広範囲の使用は避けるようにしましょう。
「オキシドール」の副作用
副作用はほとんどありませんが、一過性の刺激痛や口腔粘膜刺激が起こることがあります。
「オキシドール」の例文・用例
オキシドールを使った例文・用例を紹介します。
●子どもの突然の怪我に備えてオキシドールを常備している。
●オキシドールの効果ってどのくらいあるの?
SNSでの「オキシドール」の使われ方
「オキシドール」の類義語
オキシドールの類義語は「過酸化水素水」です。意味は、オキシドールと同じです。
「オキシドール」の対義語・反意語
オキシドールの対義語・反意語はありませんでした。