「PA」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「PA」の意味とは

PAとは、紫外線A波の防止効果を数値化したものです。日本化粧品工業会によって定められました。防止効果はPA+〜PA++++の4段階で表示され、+が多いほど効果は高くなります。以前はPA+〜PA+++の3段階でしたが、研究によりUV-Aの有害性が明らかになったため、紫外線A波をより防ぎたいというニーズに合わせてPA++++までの4段階で表示するようになりました。
なお、紫外線A波は、地上に到達する紫外線のうち約9割を占めています。波長が長いため雲や窓ガラスをすり抜けて肌や目の奥まで到達し、肌が黒くなるだけでなく、シミ、しわ、たるみ、白内障の原因ともなります。

「PA」の語源

PAとは英語でProtection grade of UV-Aの略です。つまりUV-A(紫外線A波)の防御(Protection)度合い(grade)を数値化したものであることを表しています。

SPFとの違い

SPF(Sun Protection Factor)は紫外線B波の防止効果を表す数値、つまり「日焼け止めを塗った場合、塗らない場合と比べて何倍の時間、日焼けを遅らせられるか」を数値化したものです。2~50と50+という指標で表し、数値が大きいほどその防止力が高まります。短時間で肌に赤みや炎症を起こさせる紫外線B波を防ぐ効果を表してしている点が、紫外線A波を防ぐ効果を表すPAとは異なります。

「PA」の例文・用例

PAを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●海水浴に向けてPA++++の日焼け止めを買った。
●普段の買い物にはPA値の低い日焼け止めを塗っていこう。

SNSでの「PA」の使われ方

「PA」の類義語

PAの類義語はありませんでした。

「PA」の対義語・反意語

PAの対義語・反意語はありませんでした。