「レコルタンマニピュラン」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「レコルタンマニピュラン」の意味とは
レコルタンマニピュランとは、シャンパーニュ地方でシャンパンを作るためのブドウの栽培から醸造までを、自社で全て行う栽培醸造家という意味です。
「レコルタンマニピュラン」の語源
レコルタンマニピュランの語源は、フランス語の「Recoltant Manipulant」です。
「Recoltant」は「収穫」、「Manipulant」は「取り扱う、操作する」という意味があります。
シャンパンに当てはめると、「ブドウを収穫」して「取り扱う=製造する」という業務形態を表しています。
シャンパンボトルなどには省略して「RM」と表記されています。
「レコルタンマニピュラン」の特徴
自社の畑で収穫して醸造までを行うのが最大の特徴で、小規模生産者がそのほとんどです。
大量生産が困難なため、人気の銘柄はなかなか入手できなかったり、値段が高騰することもあります。
小規模で収穫から醸造までを一貫して管理できるため、職人的で個性的な味わいのシャンパンが多いことも特徴で、愛好家からも注目されています。
「レコルタンマニピュラン」の例文・用例
レコルタンマニピュランを使った例文・用例を紹介します。
●お肉料理に合うレコルタンマニピュランのシャンパンで何かオススメはありますか?
●レコルタンマニピュランってなかなか手に入らないものもあるけど、銘柄によってはリーズナブルなものもあるみたいだよ。
SNSでの「レコルタンマニピュラン」の使われ方
「レコルタンマニピュラン」の類義語
レコルタンマニピュランと同じく、シャンパン生産者の業務形態を表す言葉があるので、それぞれご紹介します。
ネゴシアン・マニュピラン
「モエ・エ・シャンドン」や「ヴーヴ・クリコ」といった有名なシャンパンを製造する大手メーカーがこれに当たり、生産者からブドウや原酒を購入して醸造する業務形態をとっています。自社畑を持っている場合もあります。
シャンパン生産者の大半を占め、「NM」の略されます。
コーペラティブ・ド・マニュピラン
生活協同組合員が生産したブドウを使って製造し、組合のブランドとして販売される業務形態を指します。「CM」と略されます。
マルク・ダシュトゥール
レストランやホテルが生産者にオーダーして製造される業務形態のことで、プライベートブランドとしてそのレストランなどで提供されます。「MA」と略されます。
レコルタン・コーペラトゥール
販売会社が加入している協同組合から、原酒や出荷準備ができているシャンパーニュを買い取り自社ブランドとして販売する場合の呼び方です。「RC」と略されます。
ソシエテ・ド・レコルタン
ブドウ栽培業者団体に属している会員の畑で収穫されたブドウを使って造る業務形態のことです。「SR」と略されます。
「レコルタンマニピュラン」の対義語・反意語
レコルタンマニピュランの対義語・反意語はありませんでした。