「シェリー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「シェリー」の意味とは
シェリーとは、スペイン・アンダルシア地方のへレス周辺で造られる白ワインのことです。
主にパロミノという白ブドウ品種から造られますが、ペドロ・ヒメネス、モスカテルといった品種から造られるものもあります。
ブレンドはせず、それぞれ単一の品種でワインに仕上げます。
ワインの醸造過程で高アルコールの蒸留酒を加えることでアルコール度数を高めたワインのことを「酒精強化ワイン」といいますが、シェリーは、ポートワインやマデイラワインとともに、世界三大酒精強化ワインとされています。
「シェリー」の語源
「シェリー」という名はその生産地「へレス」が元々「シェリシュ」という名前であったことに由来しています。そこから、イギリスでは「シェリー」、スペインでは「へレス」、フランスでは「ケレス」という呼び名になりました。原産地呼称法においては、これらの名称を並べた「へレス・ケレス・シェリー」が正式名称とされています。
「シェリー」の種類
シェリーには、辛口タイプ、天然甘口タイプ、これらをブレンドした甘口タイプの3種類があります。それぞれ具体的にどのようなものがあるかを見ていきましょう。
辛口タイプ
辛口タイプは、酵母とともに熟成させたタイプ、酵母の影響を与えずに熟成させた酸化熟成タイプ、酵母とともに熟成させた後に酸化熟成させたタイプの3種類に分けられます。
酵母と一緒に熟成させるタイプにはフィノなど、酸化熟成タイプにはオロロソなど、その両方を組み合わせたタイプにはアモンティリャードなどがあります。
中口タイプ
中口タイプはクリーム、ミディアム、ペイルクリームの3種類に分けられます。
甘口タイプ
甘口タイプは、白ブドウの品種であるペドロ・ヒメネス、モスカテルの2種類に分けられます。
「シェリー」の例文・用例
シェリーを使った例文・用例を紹介します。
●甘口のシェリーはアイスクリームにかけると美味しい。
●シェリーは食前酒として知られているが、食後に飲むのも好きだ。
SNSでの「シェリー」の使われ方
「シェリー」の類義語
シェリーの類義語は「シェリー酒」です。日本ではこのように呼ばれることが多いです。
「シェリー」の対義語・反意語
シェリーの対義語はありませんでした。