「シークァーサー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「シークァーサー」の意味とは
シークァーサーとは、沖縄県の北部で栽培されているミカン科の柑橘類のことです。「シークヮーサー」や「シークワーサー」とも表記します。
「シークァーサー」の語源
シークァーサーは正式名称ではなく、沖縄県の方言名になります。
「シー」が「酢や酸っぱいもの」という意味で、「クァーサー」は「食べさせる」という意味の「クァースン」からきています。和名では「ヒラミレモン」が正式名称となります。
「シークァーサー」の特徴
シークァーサーは収穫する時期によって色が変わります。9月頃に収穫される「青切りシークァーサー」は果皮が緑色で、酸味が強いのが特徴です。冬場に収穫されるものは「完熟シークァーサー」と呼ばれ、果皮はオレンジ色で甘味が増しています。
「シークァーサー」の使い方
完熟シークァーサーはそのまま食べたりジュースにすることも多いですが、青切りシークァーサーは添え物のレモンのような感覚で、肉や焼き魚、揚げ物などにかけて使われます。また、沖縄県の特産のお酒である泡盛に、割りものとして絞ったシークァーサーの果汁や原液を使用することも多いです。
その他にも醬油に加えてポン酢のようにしたり、ドレッシングに加えられる使い方などがあります。また沖縄県外の居酒屋や市販の缶酎ハイなどでも「シークァーサーサワー」はポピュラーなものとして浸透しています。
「シークァーサー」の栄養
シークァーサーにはビタミンCなどのビタミン類やカロチン、カリウムやマグネシウムといったミネラル類の他、「ノビレチン」というポリフェノールが豊富に含まれています。
皮により多く含まれているノビレチンには血糖値や血圧の上昇を抑える働きの他、脂肪燃焼や肝機能の強化などの効果が期待されています。
「シークァーサー」の例文・用例
シークァーサーを使った例文・用例を紹介します。
●シークァーサーで作ったドレッシング美味しい!
●沖縄料理には泡盛のシークァーサー割りだよね。
SNSでの「シークァーサー」の使われ方
「シークァーサー」の類義語
シークァーサーの類義語は、「ヒラミレモン」です。
沖縄県の方言名である「シークァーサー」に対し、こちらは和名となります。
「シークァーサー」の対義語・反意語
シークァーサーの対義語・反意語はありませんでした。