「ソムリエ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ソムリエ」の意味とは

ソムリエとは、ホテルやレストランなどの飲食店で、ワインに関するサービスを行う男性スタッフのことです。資格の有無に関わらず、この業務に携わる人をソムリエと呼びます。
業務の内容は、ワインの仕入れ、ワインリストの作成や在庫管理、ゲストの料理や要望に合わせたワイン選びなど、多岐にわたります。
日本では「日本ソムリエ協会(JSA)」と「全日本ソムリエ連盟(ANSA)」という2つの団体が試験を行い、ソムリエ資格を与えています。
ソムリエ・コンクールなどで優勝や入賞をしたソムリエは、講演やセミナーといった活動や飲食店のコンサルティングなどにも活躍の幅を広げています。

最近はソムリエブームから発展し、さまざまな分野における専門知識や技能を有する人のことを「○○ソムリエ」と名付けています。
代表的なものとしては野菜ソムリエやコーヒーソムリエが挙げられます。

「ソムリエ」の語源

ソムリエは、もともとラテン語の「sagmarius」「saumarius」が語源です。これは「荷物を運ぶための動物を扱う人」を指す言葉として使われていました。
12世紀にフランスに伝わると「王様の食事を運ぶ荷車」(sommier)という意味で使われるようになり、13世紀には「動物の使い手」(sommelier)、つまり、ワインを積んだ馬車を操り、王様の旅に随行する人を指すようになりました。これが転じて、後に宮廷で食事やワインの管理をする人を指すようになったといわれています。
フランス革命が起こった18世紀には、王政が崩壊したことで宮廷で食事やワインの管理をする人たちは職を失い、街でレストランを開くようになりました。今度はそこで働く人たちが「sommelier」といわれるようになりました。これが現在の「ソムリエ」の由来となっています。

「ソムリエ」の例文・用例

ソムリエを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

ソムリエとしてさらに活躍することを目指して、資格の勉強を始めた。
●彼女、実は野菜ソムリエらしいよ。

SNSでの「ソムリエ」の使われ方

「ソムリエ」の類義語

ソムリエの類義語はソムリエールです。ソムリエと同役割を担う女性の呼び方です。

「ソムリエ」の対義語・反意語

ソムリエの対義語・反意語はありませんでした。