「ストマック」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ストマック」の意味とは
ストマックとは、胃、または腹という意味です。
「ストマック」の語源
ストマックの語源は、英語で「胃」、「腹」を意味する名詞「stomach」です。
「ストマック」の特徴
ストマックとは、医療現場において、胃または腹を意味する言葉として用いられます。
「ストマック」の表現の広がり
英語に由来する「ストマック」ですが、医療現場では、別の外国語に由来する用語も使われています。
マーゲン(Magen)ドイツ語
ドイツ語に由来します。医薬の現場で使われることが多いようです。
ガストリック(Gastric)英語
英語で「胃の」を意味する形容詞です。「Gastric Juice [Fluid]」で「胃液」をさします。
「ストマック」の利用時の注意点
医療現場では、場面や用語によって、同じ胃を意味していても、「ストマック」、「マーゲン」、「ガストリック」など異なる表現が使われています。
医学用語はドイツ語由来の用語が多いため、「マーゲン」も覚えておきましょう。
「ストマック」の派生パターン
ストマックを使った用語をいくつか紹介します。
フルストマック(full stomach)
お腹がいっぱいの状態、胃の中に内容物がある状態を意味します。
麻酔を打つ際にフルストマックだと、嘔吐や誤嚥のリスクが高まります。そのため、麻酔前には絶飲食を求められます。
カスケードストマック(cascade stomach; waterfall stomach)
瀑状胃(ばくじょうい)のことで、胃の上部(胃底部)が背中側に折れ曲がった状態を意味します。
胃のX線撮影の際に、折れ曲がった胃底部に溜まったバリウムが、体の向きによって、本来の胃袋(胃体部)へ滝(瀑布)のように流れ落ちることから、そう名付けられたました。
カスケードストマックは胃が2つあるようなもので、飲食物はまず胃底部(第1の胃)に溜まり、それが身体の姿勢か胃の運動により、あるタイミングでまとめて胃体部(第2の胃)に送り込まれます。
「ストマック」の別の意味や使われ方
競馬Youtuberに「ストマック」がいます。
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「ストマック」の英語表現
英語では、「stomach」と表現します。「腹痛」は「stomachache」と表現します。
―lie on one’s stomach(食べ物が胃にもたれる)
―be sick at the stomach(胃がむかむかする)
―I have a shape pain in the stomach.(胃に激しい痛みがある。)
―My stomach is growling.(おなかが鳴っている。)
英語の「stomach」には「食欲」や、否定文で用いられて「欲望」「意向」「好み」といった意味を持つこともあります。
―have a good stomach for …(…を食べたがる)
―have a no stomach for …(…を食べたがらない)
―i have no stomach for this trip.(この旅行に気乗りがしない。)
「ストマック」の例文・用例
ストマックを使った例文・用例を紹介します。
●麻酔時にフルストマックだと嘔吐や誤嚥が発生する。
●ストマックに激しい痛みのある患者が搬送された。
SNSでの「ストマック」の使われ方
「ストマック」の類義語
ストマックの類義語はありませんでした。
「ストマック」の対義語・反意語
ストマックの対義語・反意語はありませんでした。