「タラの芽」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「タラの芽」の意味とは
タラの芽とは、山菜の一種で、ウコギ科タラノキの新芽のことです。
「タラの芽」の特徴
天然のタラの芽の旬は、4月から6月上旬頃までとなっています。
ハウス栽培では2月下旬から3月頃が出荷のピークとなりますが、一般的な認識としては春を告げる山菜の代表格とされています。
幹に鋭いトゲがついている「男だら(オンダラ)」と、トゲのない「女だら(メダラ)」があり、雌雄株の区別ではないですが種類の呼称となっています。
スーパーなどで見かけるものやハウス栽培のものは「メダラ」であるのが一般的です。
「タラの芽」の味と栄養
タラの芽はほのかな苦みが特徴です。
芽吹いたばかりの若いタラの芽は苦みも少なく食感も柔らかいので、タラの芽の苦みが気になるという人でも比較的食べやすいとされています。
含まれている栄養価としては、カリウムや鉄分などのミネラル、β-カロテンなどが挙げられます。胃の調子を整える作用も期待されています。
「タラの芽」の食べ方
レシピにもよりますが、まずはアク抜きをしてから調理します。
付け根に「ハカマ」と呼ばれる硬い部分があるのでそれを取り除き、皮をむきます。
沸騰した2%の塩水で2分ほど茹で、冷水にさらすことでアクが抜けます。
タラの芽を使った料理では、天ぷらが代表的です。
タラの芽だけでなく、ふきのとうやこごみといった春の山菜と一緒に提供する飲食店も多く、人気の食べ方となっています。
その他にも、白和えやごまみそ和えといったレシピも甘みと苦みの相乗効果で美味しく食べることができます。タラの芽のお浸しも昔から食べられている定番の一品となっています。
「タラの芽」の例文・用例
タラの芽を使った例文・用例を紹介します。
●春だしタラの芽やふきのとうを天ぷらにしてお塩つけて食べたい・・・。
●山菜採りにいこう!タラの芽が採れると嬉しいなぁ。
SNSでの「タラの芽」の使われ方
「タラの芽」の類義語
タラの芽の類義語は「タランボ」です。
こちらはタラの芽の別称となっています。
「タラの芽」の対義語・反意語
タラの芽の対義語・反意語はありませんでした。