「ささら」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「ささら」の意味とは
ささらとは、主に中華鍋や釜などの鉄製品の表面にこびりついた汚れを取るために用いられる道具のことです。
細く割った竹を束ねて作られています。
ささらの持ち手部分を持ち、中華鍋などの底に当ててこすります。こする方向は、鍋の形状に合わせて、円を描くようにします。
「ささら」の語源
「ささら」はその材料である竹の繊維が擦れ合う「サラサラ」という音から名付けられたと考えられています。
「ささら」の特徴
スポンジでは出せない竹の硬さが、中華鍋につき易い焦げ付きに対して効果的です。また、天然素材のため鍋肌を傷めにくいというメリットもあります。竹特有のしなりがあるため、力加減が難しくなく、撫でるように使います。
竹製のため、湿気にはあまり強くないというデメリットがあります。保管の際には良く洗浄し、水分をよく切り、乾燥した上で保管することが大切です。
たわしとの違い
ささらはたわしと役割が似ていますが、たわしよりコシが強く、こそいで落とせる感覚があります。繊維の一本ずつが点となって汚れを掻きだす「たわし」と違い、繊維を束ねた「ささら」は、繊維が面となって汚れを落とすため、鍋肌を傷めにくいです。
また、ブラシのような形状なので鍋の隅まで洗いやすいです。一方、たわしよりも接触面が小さいため、一度に洗える面積は少なくなります。
「ささら」の例文・用例
ささらを使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●ささらは音も手触りも良いので、心地よく洗い物ができる。
●ささらを使ったら、中華鍋にこびりついていた汚れが綺麗に落ちた。
SNSでの「ささら」の使われ方
「ささら」の類義語
ささらの類義語はありませんでした。
「ささら」の対義語・反意語
ささらの対義語・反意語はありませんでした。