「アゼライン酸」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「アゼライン酸」の意味とは
アゼライン酸とは、海外でニキビ治療薬として使われている成分のことです。
当初アゼライン酸はメラニンの生成を抑えることから美容目的の塗り薬として開発されていましたが、その臨床試験中に偶然ニキビへの効果も認められました。
現在、世界約80カ国でニキビ用医薬品として承認されており、約30年前から皮膚科などで使用されています。ニキビの他に、酒さ(顔面に生じる慢性的な赤み、ほてり)の治療にも用いられています。なお、日本では医薬品として認可されておらず「化粧品の含有成分の1つ」と位置付けとなっているため、あまり知られていません。
アゼライン酸は、小麦粉やライ麦などの穀類に含まれている天然由来の成分で、催奇形性試験、遺伝毒性試験など全ての試験で陰性とされており、安全性が高い薬品です。妊娠中の方のニキビ治療にも使える、肌に塗ったときの刺激感が少ないなどのメリットがあります。
「アゼライン酸」の効果
アゼライン酸の効果には、次のようなものが挙げられます。
・ニキビの元になる毛穴の詰まりを解消する。
・皮脂の分泌を抑えてニキビやその悪化を予防する。
・皮脂の酸化を抑制してニキビやその悪化を予防する。
・ニキビ菌を殺菌する。
・メラニンの生成を抑制してニキビ跡の色素沈着を予防したり、肌を美白にする。
「アゼライン酸」の例文・用例
✓例文・用例
●なかなかニキビが治らないのでアゼライン酸の配合されたクリームを試してみようかと思っている。
●アゼライン酸の含まれている化粧品の効果はどのくらいあるんだろう?
SNSでの「アゼライン酸」の使われ方
「アゼライン酸」の類義語
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「アゼライン酸」の対義語・反意語
アゼライン酸の対義語・反意語はありませんでした。