「角質層」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「角質層」の意味とは
角質層とは、皮膚の表皮のいちばん外側にある層という意味です。
死んだ細胞の角質細胞が、重なり合うように10~20の層を形成し、皮膚の内側を保護しています。
「角質層」の役割
角質層は以下のような役割を持っています。
外的刺激からの防御
重いものを持ち続けると、手にまめができたり、日焼けをすると皮膚が暑くなるなど、繰り返し刺激を与えられることにより、角質層は外敵から守ろうと皮膚を厚くします。
水やその他物質の浸透の防御
湯舟やプールに入っても、人間は水を吸って膨らむことはありません。
それは、水などの物質を体内に浸透させず、また皮膚の水分やたんぱく質を外部に漏らさないようにする役割があるからです。
細菌・化学物質からの防御
弱酸性の皮脂膜を持つ角質層は、細菌などの侵入から人間を守っています。
紫外線からの防御
紫外線は、最も肌老化に影響します。
角質層は、紫外線を跳ね返す力を持っています。
「角質層」と進化
角質層は、人類の祖先が陸に上がる頃に獲得したもので、空気に晒される陸上で、乾燥から身を守るための最も外側の膜と考えられています。
そのため、魚類は角質層を持っておらず、代わりに粘液に覆われているので、外界と直接触れることはありません。
「角質層」の例文・用例
角質層を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●角質層は死んだ細胞の集まりなんだよ。
●水分がたっぷり保持されている角質層だと、見た目も美しくなります。
SNSでの「角質層」の使われ方
「角質層」の類義語
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「角質層」の対義語・反意語
角質層の対義語・反意語はありませんでした。