「プラスミン」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「プラスミン」の意味とは
プラスミンとは、血液中で血栓を溶かす働きをする酵素のことです。
「プラスミン」の働き
出血してから止血し、血管が元通りになるまでの一連の流れを見ながら、プラスミンの働きを見ていきましょう。
怪我をすると血管が破れて出血します。血管の破れたところには血液中の血小板と呼ばれる血球が集まってきて、破れた部分を塞ぎ、血栓が作られます。さらに凝固因子が血小板のまわりで反応していき、フィブリノゲンから形成された線維状のタンパクであるフィブリンが網目状の膜を作り、大きな血管の破れにも耐えられる丈夫な血栓を作ります。
このようにして止血が完了し、出血がおさまると、血栓は血液が流れるために妨げとなるため、血栓を除去する作用が始まります。この作用を行うのが、血液中のタンパク質であるプラスミンです。プラスミンはフィブリンの網目の膜を溶かし、血管を修復します。
プラスミンが異常に活発になると、出血を起こしたり、出血が止まりにくくなったりなったりします。
そのような場合には、この出血の原因となるプラスミンの作用を抑えることによって止血する薬(抗プラスミン剤)を用います。たとえば、月経時の多量な出血の治療のために処方されます。
「プラスミン」の例文・用例
プラスミンを使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●過多月経で産婦人科に行ったら、抗プラスミン剤を処方された。
●プラスミンは血液中で大切な役割を担っている。
SNSでの「プラスミン」の使われ方
「プラスミン」の類義語
プラスミンの類義語は「フィブリノリシン」です。意味は同じです。
「プラスミン」の対義語・反意語
プラスミンの対義語・反意語はありませんでした。