「弱酸性」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「弱酸性」の意味とは
弱酸性とは、中性よりわずかに酸性という意味です。
人間の肌は、皮脂に由来する「脂肪酸」により、弱酸性と言われており、健康な肌の表面はpH4.5~6.0と言われています。
肌が傷つく、湿疹ができる、大量に汗をかくなどすると、肌は中性から弱アルカリ性へと傾き、そのことで、黄色ブドウ球菌が繁殖しやすくなり、湿疹ができたり炎症を起こすことがあります。
生まれた時の肌は「弱酸性」ではない
人間の肌は、成長とともに変化し、産まれたばかりの赤ちゃんの肌は「中性」であり、生後1か月から2か月くらいの間には「弱酸性」になります。
しかし、赤ちゃんの肌はまだまだ未熟で薄い状態です。
大人とは異なり敏感で刺激に弱く、環境の変化で揺らぐこともあります。
ボディソープも「弱酸性」がよいか
アルカリ性と弱酸性のボディソープの違いは、汚れの落としやすさです。
アルカリ性の方が油分となじみやすく、汚れを良く落とします。
クレンジングで落としきれないメイクの汚れや皮脂汚れには、アルカリ性の洗顔料やボディソープを使うと良いでしょう。
洗浄力の強いアルカリ性のボディソープが肌に悪影響を及ぼすことはありませんが、落としきれずにそのまま成分が肌に残ってしまうと、肌トラブルの原因にもなる可能性があります。
洗った後はしっかり流し、肌を健やかに保ちましょう。
「弱酸性」の例文・用例
弱酸性を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●いつも使ってる石鹸、弱酸性って書いてある。
●正しい健康な肌は、弱酸性の状態でキープされています。
SNSでの「弱酸性」の使われ方
「弱酸性」の類義語
弱酸性の類義語はありませんでした。
「弱酸性」の対義語・反意語
弱酸性の対義語は、「アルカリ性」です。
アルカリ性とは、水溶液中で塩基性を示すことを言います。